[写真]参議院麹町議員宿舎前に立つ筆者、きょねん2019年6月=以下同。
【追記 18:30】タイトルを見てのアクセス数が多いようで「御所望」の写真を2点追加。週刊文春の、有料媒体、dマガジン経由。店頭の週刊文春には写真3ページ、インタビュー入り記事が載っています。
【追記終わり】
参議院国土交通委員会の閉会中審査で、野田国義さんがきょうの文春報道を確かめるとして、厚生労働省の橋本岳副大臣、自見はなこ政務官の答弁を求めましたが、与党が応じませんでした。新型コロナウイルス感染症の陽性者はきのうから1日1000人超で都知事は「第二波」を明言し、休業要請を検討。しかし、橋本さん自見さんの写真では、同じ方向を向いた自見さんの背後に橋本さんが立つなど「三密回避・ソーシャルディスタンス」を守っていない写真もあります。参議院麹町議員宿舎のカードキーをめぐっては、公明党の参議院国会対策委員長や復興副大臣をつとめた長沢広明さんも、あっさりクビを切られました。自民党の衆議院支部長も一発アウトが慣例化してきています。橋本さん、自見さんの情報共有についての懸念はあまりないかもしれませんが、厚労省の職員にはやっていられない、か。政権の選択肢なき政治で水がよどんでいます。
【参議院国土交通委員会 令和2年2020年7月30日(木)】
おそらく答弁者の問題で理事会が長引いたようで2分程度開会が遅れました。
閉会中審査。赤羽一嘉国土交通大臣が豪雨とGoToトラベルで政府報告演説。
野田国義さんは、「国会が閉会され、厚生労働委員会が開けないから、こちらに出席していただきたい」と文春報道で厚労の政務を呼びましたが、出席を得られず。国交相に対して一般論を問いました。
共産党の武田良介さんは大成建設の作業現場でコロナが発生。現場が止まっているが、従業員に対して休業補償がいつなされるかの説明がないとの事例を取り上げました。
赤羽大臣は先週末の視察時に、新幹線の利用者が少ないと感じた、と答弁。GoToトラベルがマイカー利用で宿泊している人が出だしは多いのかもしれないとしました。こちらも時期が悪いのか、東京除外が悪いのか、野党の攻めに統一感がなくしりすぼみに終わりました。その中で、1日1000人超えということで、政府・自民党にとっては後々になってから水面下でのダメージになるかもしれません。
●今後の予定
衆参の委員会、理事会ともまったく予定がありません。
●さまざまな角度から見た参議院麹町議員宿舎。
周りのビルに囲まれて運気が悪いような気がします。
正門となる、JR四ツ谷駅から直線に歩いたところにある入口。
こちらは全く別方向でホテルニューオータニ(紀尾井町)前から見た参議院麹町議員宿舎。
手前の喫煙所は、全く違う事業者が設置したもの。
国会議事堂からウォーキングした場合は最も近くになる方の出入り口。
渡り廊下の右側の建物の部屋の方が住みやすいとされています。右側の2階には会議室、3階には男女別の大浴場もあります。
この場所の左手前が週刊文春編集部がある文春ビルで1分程度の至近距離。
世の中で顔を知られていない参議院議員が麹町宿舎に集まると、不倫をしたり、ごく一部の自立できない家族が四ツ谷駅経由であやしい昼を過ごしたりします。衆議院と違って、突然の解散で1カ月強、換気を忘れて留守にするようなことも、参議院にはありませんから、麹町宿舎も廃止しましょう。運気も悪そうです。情報が閉鎖的になりがちなガジットはなるべくなくしましょう。
インターネット版官報
Ⓒ2020年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki
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