「入管難民法改正案」の廃案決定で、一山越えましたが、後期高齢者2割の法案や、内閣委員会などで、会期末の1か月間に一波乱ありそうです。
【参議院本会議 令和3年2021年5月19日(水)】
昨年末亡くなった、前・最大野党会派幹事長の羽田雄一郎さん=旭日大綬章=に対する弔詞。そして哀悼演説は尾辻秀久・元参議院副議長がつとめました。
尾辻さんの演説は、参議院麹町議員宿舎で羽田さんと3軒隣だったとし、尾辻元厚労大臣の娘が保育士であり、羽田さんのお子さん(2男1女)のベビーシッターをつとめたことがあるとしました。時折尾辻家でその話をすることもあったようですが、たまに廊下ですれ違った際に、羽田さんの奥さんが、2男に対して、ご挨拶をするように言い、「育ちのいい人というのはこういう人のことだな」と思ったと演説しました。そして、2009年政権交代のときに、国会議事堂3階で中央部をはさんで自民党総裁室と対面の関係にある、自民党参議院議員会長室を明け渡すよう、羽田・参議院国対委員長が要求したときに、尾辻会長がとっさに「いろいろ積み重なってきたペーパーがあるので、少し待ってほしい」と返答したところ、明け渡さなくていいことにしてもらったと感謝しました。また、尾辻さんは元日本遺族会長ですが、羽田さんは初当選直後から、前身の「靖国神社を参拝する新進党国会議員の会」を受け継ぐ民主党議員らと靖国神社参拝をかかさず、やがて、野党系で8・15に参拝するのが羽田さん一人になっても、国会議員全体の議連の尾辻会長とともに参拝を続けました。しかし、羽田さんは2018年8月15日からは、長野県で支えてくれる大きな仲間の心情を総合的に判断し、参拝しなくなりました。これらについて、尾辻さんは何も恩返しできなかった年、自らの車で病院に向かった行為を、「それがエリート精神でしょうか」と嘆きました。
先週木曜日の参議院厚生労働委員会での三原じゅん子さんの遅刻の余波で先送りされた「後期高齢者自己負担2割の全世代型社会保障の高齢者医療法など改正法案」(204閣法21号)が厚労相から趣旨説明され、菅義偉首相が答弁しました。ちなみに、先週金曜日の午前10時台は、本会議出席がなくなったことで、官邸で来客なく過ごしたようです。
「日印ACSA」(204条約3号)は立憲・共産・維新・沖縄の風が反対し、自民・公明・国民が賛成したことで両院承認されました。これまでの日米改定、豪州、英国、フランスとのACSAと違い、「弾薬を除く」物資の提供リストとなります。
「日EU航空協定」(204条約4号)は総員起立の全会一致をもって、承認すべきものと決しました。両院承認。
「第11次地方分権一括法」(204閣法51号)は共産党のみの反対の賛成多数で可決し、成立しました。
「銀行法・金融機能強化法・預金保険法などを改正する法律」(204閣法52号)は共産党のみの反対の賛成多数で可決し、成立しました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
「薬害B型肝炎ウイルス感染症被害者給付金支給特別措置法を10年延長する改正案」(204閣法22号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。法文上「公布日に施行」。今国会での成立は確実。「建設アスベスト被害者支給法案」も突貫工事で提出され、今国会で成立することになります。特措法を10年延長するのは、薬害B型肝炎ウイルス感染症被害者で、給付金を申請していない人が多いからです。広告で、申請を代行する行政書士事務所があるようですので、そちらを利用することを検討されてもいいかと思います、私が推奨するわけではありませんが。
次回はあさって9時。育児休暇の法案(参先議)が審議されると思います。
【衆議院経済産業委員会 同日】
きょうも審議をつかさどった富田茂之・経済産業委員長(公明党)の奥さんが60歳代前半で亡くなったと報じられました。富田さんは以前にも経産委員長をつとめており、その際の衆議院派遣の海外視察にはその奥さんも同行されたはずです。また、赤坂で仲睦まじいお二人の姿を垣間見たことがあります。派手ではなかったよ。そういえば、公明党議員の夫人をお見受けしたことは富田夫妻だけかもしれません。まだお若いのに。
「産業競争力強化法改正案」(204閣法23号)が共産党のみ反対の賛成多数で可決すべきだと決まりました。附帯決議の最後に、法文ミスへの反省を経産省に求めました。
審議では自民党の神田裕さんが登場。あれだれかなと思ったら、今の任期で既に十数回質問に立っていたようです。茨城県連事務局長で比例北関東単独で当選1回。神田さんに対して、政府は「アメリカでは1995年から2005年までにアマゾンなどが創業している。10億ドル以上のいわゆるユニコーンは、アメリカで274社、中国で123社、欧州で67社、日本で4社」と問題点を指摘しました。神田さんに続いて登場した石川昭政さんは「神田さんに続いて茨城県から登場だが、茨城県民の日ではないし、梶山大臣のためでもない」とし、1995年以降、株主優先の配当性向を高める圧力で、人件費が削減されたと指摘し、大臣も認識を共有しました。最後に登場した浅野哲さんは出身の日立製作所経営者の経団連会長退任が決まりましたが「産業用電力料金の値下げを要望する。今後も繰り返し質問する」と語りました。日本の産業の低迷は、「日立造船の杜仲茶」のように大資本のゾンビ化をもてはやしたからではないでしょうか。1・1兆円の事業再構築支援金もゾンビによる日本経済破壊の最終章に過ぎません。例えば経産省は、アメリカによるチンピラの言いがかりに過ぎないワッセナー協定を真に受けており、安全保障貿易管理をNSA経済班に出向してやろうとしています。私が代表取締役がつとめる会社が在庫を処分しようとしたときにワッセナー協定に抵触するスクリューを使った機械が2台あり、経産省や外郭団体にと合わせましたが、リスト規制の対象かどうかまったく要領を得ないことがありました。メーカーに問い合わせたらリスト規制の対象だということで、産業廃棄物として廃棄しました。なぜこの機械2台が段ボール箱に入ったままあったのかというと、私と違って英語が話せない先代が、共同仕入れ組織のノルマを達成して2週間のアメリカ研修旅行に参加したかったからのようです。共同仕入れ組織は東証1部上場の商社の一部門なので、ジャパニーズ商社のアレンジで、アメリカを西海岸から横断して、とくにおそらくテキサス州の工作機械見本市を視察するなどして、米業界をかなり勉強したようです。先代も私同様にたびたび勉強のために渡米していました。ですから、先代は、ワッセナー協定を使って、逆にアメリカの上の秩序から工作機械のエキスを日本に持ち帰ったことになるのだろうと、思います。江戸時代から土地資本家でしたが、工作機械販売という現金を手堅く大量に入手できる商売を始めて、バブル崩壊後にまた土地資本家に帰っている途中です。それに引き換え、ワッセナー協定を真に受けて、日本人を締め付けている経産省輸出管理部やNSA経済班は阿呆だと思いますが、みなさんはどう思われますか。
【衆議院農林水産委員会 同日】
農林中金への税金投入が可能になる、「農水産業協同組合貯金保険法改正案」(204閣法58号)が共のみが反対した賛成多数で可決すべきだと決まりました。農中の理事長は、プロパーですが、岡田克也さんの東大法学部の同級生です。岡田さんにそのことを聞いたことはありませんが、農中採用で企画部が長かったようですので、界隈の有名人なのかもしれません。
【衆議院内閣委員会 同日】
前回、立憲民主党の森山浩行さんの「内閣官房参与の高橋洋一さんがツイッターで、コロナ死者は、日本ではさざ波なので東京オリンピックは開催できる」という趣旨のツイートに関して高橋さんを参考人として求めたのに、代わりに加藤勝信官房長官が答えたところ、要領を得なかったことについて。一般質疑が立て直され、森山さんが10分間質問しました。官房副長官は「高橋氏がつとめる、内閣官房参与は、対外的に発信する仕事ではない」との政府見解を示し、教授などとして高橋さんが発信することは基本的に自由であり、「日本ではコロナはさざ波」が政府の認識ではないことを明言。森山さんも納得しました。
森山さんの補充質疑で、線路の置き石が除外されたことで、政府は「重要施設周辺及び国境離島の土地の利用状況調査・利用規制法案」(204閣法62号)を審議入りさせました。あさって9時から質疑。参議院の委員会は現在2法案「204閣法59号」と「204閣法63号」が審議入りできず、衆議院では「204閣法37号参先議」が参議院から送られた以上今国会で成立させなければいけません。また、丸川珠代オリンピック相は、参では文教委ですが、衆では内閣委員会が主管することになっています。与党は選手にとって必要な薬物を持ち込めるオリパラ特措法改正案を追加で提出したい意向。このため、衆参内閣委がオリンピックがらみで混乱することが予想されそうです。
森山さんは2月の予算委員、5月の内閣委員双方で、国対の命令を実現。自民党に比べて2回生の地位が高い立憲民主党ですが、先週の高橋さんの件は「プチ炎上しました」となぜかプチ炎上がうれしいようすです。地元の知名度も向上したいでしょう。ただし、浪人中だった前回の任期で初当選同期の福島伸享さん・宮崎タケシさんが、自民党に狙い撃ちされて議席を失ったので戦々恐々のようですが達成感がある通常国会となりました。
【衆議院国土交通委員会 同日】
4月9日(金)に参議院から回ってきていた「海上交通安全法改正案」(204閣法49号参先議)が6週間経って、ようやく審議入りしました。
【衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会 同日】
次を狙う、河野太郎沖北相、茂木敏充外相があいさつしました。
【参議院憲法審査会 同日】
「日本国憲法改正手続きのための国民投票法改正案」(196衆法42号衆修正)が原案を提出した自民党の逢沢一郎さんから趣旨説明され、「3年後見直し規定」をつけた立憲民主党の奥野総一郎さんが修正部分を説明しました。
【参議院国際経済・外交に関する調査会 同日】
前回選挙から1年半経ちましたので、中間報告書案を審議。自民党で合区解消のための憲法改正を唱える、中西祐介さんが海外視察のための予算復活を交渉するよう会長に求めました。
このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
【参議院本会議 令和3年2021年5月19日(水)】
昨年末亡くなった、前・最大野党会派幹事長の羽田雄一郎さん=旭日大綬章=に対する弔詞。そして哀悼演説は尾辻秀久・元参議院副議長がつとめました。
尾辻さんの演説は、参議院麹町議員宿舎で羽田さんと3軒隣だったとし、尾辻元厚労大臣の娘が保育士であり、羽田さんのお子さん(2男1女)のベビーシッターをつとめたことがあるとしました。時折尾辻家でその話をすることもあったようですが、たまに廊下ですれ違った際に、羽田さんの奥さんが、2男に対して、ご挨拶をするように言い、「育ちのいい人というのはこういう人のことだな」と思ったと演説しました。そして、2009年政権交代のときに、国会議事堂3階で中央部をはさんで自民党総裁室と対面の関係にある、自民党参議院議員会長室を明け渡すよう、羽田・参議院国対委員長が要求したときに、尾辻会長がとっさに「いろいろ積み重なってきたペーパーがあるので、少し待ってほしい」と返答したところ、明け渡さなくていいことにしてもらったと感謝しました。また、尾辻さんは元日本遺族会長ですが、羽田さんは初当選直後から、前身の「靖国神社を参拝する新進党国会議員の会」を受け継ぐ民主党議員らと靖国神社参拝をかかさず、やがて、野党系で8・15に参拝するのが羽田さん一人になっても、国会議員全体の議連の尾辻会長とともに参拝を続けました。しかし、羽田さんは2018年8月15日からは、長野県で支えてくれる大きな仲間の心情を総合的に判断し、参拝しなくなりました。これらについて、尾辻さんは何も恩返しできなかった年、自らの車で病院に向かった行為を、「それがエリート精神でしょうか」と嘆きました。
先週木曜日の参議院厚生労働委員会での三原じゅん子さんの遅刻の余波で先送りされた「後期高齢者自己負担2割の全世代型社会保障の高齢者医療法など改正法案」(204閣法21号)が厚労相から趣旨説明され、菅義偉首相が答弁しました。ちなみに、先週金曜日の午前10時台は、本会議出席がなくなったことで、官邸で来客なく過ごしたようです。
「日印ACSA」(204条約3号)は立憲・共産・維新・沖縄の風が反対し、自民・公明・国民が賛成したことで両院承認されました。これまでの日米改定、豪州、英国、フランスとのACSAと違い、「弾薬を除く」物資の提供リストとなります。
「日EU航空協定」(204条約4号)は総員起立の全会一致をもって、承認すべきものと決しました。両院承認。
「第11次地方分権一括法」(204閣法51号)は共産党のみの反対の賛成多数で可決し、成立しました。
「銀行法・金融機能強化法・預金保険法などを改正する法律」(204閣法52号)は共産党のみの反対の賛成多数で可決し、成立しました。
【衆議院厚生労働委員会 同日】
「薬害B型肝炎ウイルス感染症被害者給付金支給特別措置法を10年延長する改正案」(204閣法22号)が全会一致で可決すべきだと決まりました。法文上「公布日に施行」。今国会での成立は確実。「建設アスベスト被害者支給法案」も突貫工事で提出され、今国会で成立することになります。特措法を10年延長するのは、薬害B型肝炎ウイルス感染症被害者で、給付金を申請していない人が多いからです。広告で、申請を代行する行政書士事務所があるようですので、そちらを利用することを検討されてもいいかと思います、私が推奨するわけではありませんが。
次回はあさって9時。育児休暇の法案(参先議)が審議されると思います。
【衆議院経済産業委員会 同日】
きょうも審議をつかさどった富田茂之・経済産業委員長(公明党)の奥さんが60歳代前半で亡くなったと報じられました。富田さんは以前にも経産委員長をつとめており、その際の衆議院派遣の海外視察にはその奥さんも同行されたはずです。また、赤坂で仲睦まじいお二人の姿を垣間見たことがあります。派手ではなかったよ。そういえば、公明党議員の夫人をお見受けしたことは富田夫妻だけかもしれません。まだお若いのに。
「産業競争力強化法改正案」(204閣法23号)が共産党のみ反対の賛成多数で可決すべきだと決まりました。附帯決議の最後に、法文ミスへの反省を経産省に求めました。
審議では自民党の神田裕さんが登場。あれだれかなと思ったら、今の任期で既に十数回質問に立っていたようです。茨城県連事務局長で比例北関東単独で当選1回。神田さんに対して、政府は「アメリカでは1995年から2005年までにアマゾンなどが創業している。10億ドル以上のいわゆるユニコーンは、アメリカで274社、中国で123社、欧州で67社、日本で4社」と問題点を指摘しました。神田さんに続いて登場した石川昭政さんは「神田さんに続いて茨城県から登場だが、茨城県民の日ではないし、梶山大臣のためでもない」とし、1995年以降、株主優先の配当性向を高める圧力で、人件費が削減されたと指摘し、大臣も認識を共有しました。最後に登場した浅野哲さんは出身の日立製作所経営者の経団連会長退任が決まりましたが「産業用電力料金の値下げを要望する。今後も繰り返し質問する」と語りました。日本の産業の低迷は、「日立造船の杜仲茶」のように大資本のゾンビ化をもてはやしたからではないでしょうか。1・1兆円の事業再構築支援金もゾンビによる日本経済破壊の最終章に過ぎません。例えば経産省は、アメリカによるチンピラの言いがかりに過ぎないワッセナー協定を真に受けており、安全保障貿易管理をNSA経済班に出向してやろうとしています。私が代表取締役がつとめる会社が在庫を処分しようとしたときにワッセナー協定に抵触するスクリューを使った機械が2台あり、経産省や外郭団体にと合わせましたが、リスト規制の対象かどうかまったく要領を得ないことがありました。メーカーに問い合わせたらリスト規制の対象だということで、産業廃棄物として廃棄しました。なぜこの機械2台が段ボール箱に入ったままあったのかというと、私と違って英語が話せない先代が、共同仕入れ組織のノルマを達成して2週間のアメリカ研修旅行に参加したかったからのようです。共同仕入れ組織は東証1部上場の商社の一部門なので、ジャパニーズ商社のアレンジで、アメリカを西海岸から横断して、とくにおそらくテキサス州の工作機械見本市を視察するなどして、米業界をかなり勉強したようです。先代も私同様にたびたび勉強のために渡米していました。ですから、先代は、ワッセナー協定を使って、逆にアメリカの上の秩序から工作機械のエキスを日本に持ち帰ったことになるのだろうと、思います。江戸時代から土地資本家でしたが、工作機械販売という現金を手堅く大量に入手できる商売を始めて、バブル崩壊後にまた土地資本家に帰っている途中です。それに引き換え、ワッセナー協定を真に受けて、日本人を締め付けている経産省輸出管理部やNSA経済班は阿呆だと思いますが、みなさんはどう思われますか。
【衆議院農林水産委員会 同日】
農林中金への税金投入が可能になる、「農水産業協同組合貯金保険法改正案」(204閣法58号)が共のみが反対した賛成多数で可決すべきだと決まりました。農中の理事長は、プロパーですが、岡田克也さんの東大法学部の同級生です。岡田さんにそのことを聞いたことはありませんが、農中採用で企画部が長かったようですので、界隈の有名人なのかもしれません。
【衆議院内閣委員会 同日】
前回、立憲民主党の森山浩行さんの「内閣官房参与の高橋洋一さんがツイッターで、コロナ死者は、日本ではさざ波なので東京オリンピックは開催できる」という趣旨のツイートに関して高橋さんを参考人として求めたのに、代わりに加藤勝信官房長官が答えたところ、要領を得なかったことについて。一般質疑が立て直され、森山さんが10分間質問しました。官房副長官は「高橋氏がつとめる、内閣官房参与は、対外的に発信する仕事ではない」との政府見解を示し、教授などとして高橋さんが発信することは基本的に自由であり、「日本ではコロナはさざ波」が政府の認識ではないことを明言。森山さんも納得しました。
森山さんの補充質疑で、線路の置き石が除外されたことで、政府は「重要施設周辺及び国境離島の土地の利用状況調査・利用規制法案」(204閣法62号)を審議入りさせました。あさって9時から質疑。参議院の委員会は現在2法案「204閣法59号」と「204閣法63号」が審議入りできず、衆議院では「204閣法37号参先議」が参議院から送られた以上今国会で成立させなければいけません。また、丸川珠代オリンピック相は、参では文教委ですが、衆では内閣委員会が主管することになっています。与党は選手にとって必要な薬物を持ち込めるオリパラ特措法改正案を追加で提出したい意向。このため、衆参内閣委がオリンピックがらみで混乱することが予想されそうです。
森山さんは2月の予算委員、5月の内閣委員双方で、国対の命令を実現。自民党に比べて2回生の地位が高い立憲民主党ですが、先週の高橋さんの件は「プチ炎上しました」となぜかプチ炎上がうれしいようすです。地元の知名度も向上したいでしょう。ただし、浪人中だった前回の任期で初当選同期の福島伸享さん・宮崎タケシさんが、自民党に狙い撃ちされて議席を失ったので戦々恐々のようですが達成感がある通常国会となりました。
【衆議院国土交通委員会 同日】
4月9日(金)に参議院から回ってきていた「海上交通安全法改正案」(204閣法49号参先議)が6週間経って、ようやく審議入りしました。
【衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会 同日】
次を狙う、河野太郎沖北相、茂木敏充外相があいさつしました。
【参議院憲法審査会 同日】
「日本国憲法改正手続きのための国民投票法改正案」(196衆法42号衆修正)が原案を提出した自民党の逢沢一郎さんから趣旨説明され、「3年後見直し規定」をつけた立憲民主党の奥野総一郎さんが修正部分を説明しました。
【参議院国際経済・外交に関する調査会 同日】
前回選挙から1年半経ちましたので、中間報告書案を審議。自民党で合区解消のための憲法改正を唱える、中西祐介さんが海外視察のための予算復活を交渉するよう会長に求めました。
このエントリーの本文記事は以上です。
国会傍聴取材支援基金の創設とご協力のお願いをご一読ください。
このニュースサイトは以下のウェブサイトを活用しエントリー(記事)を作成しています。
Ⓒ2021年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。