ニュースサイト宮崎信行の国会傍聴記

元日本経済新聞記者の政治ジャーナリスト宮崎信行が衆参両院と提出予定法案を網羅して書いています。業界内で圧倒的ナンバー1。

宙づり議会で初の補正予算案審議30年ぶりの修正議決含みか、首相「経済あっての財政」

2024年12月09日 19時47分20秒 | 214臨時215特別216臨時石破熟議
[写真]加藤勝信財務相、6年前の2018年、宮崎信行撮影。

 ハング・パーラメント「宙づり国会」になって初の補正予算案の審議が始まりました。お尻の参議院は自公で過半数となっています。それに先立つ衆議院では、自公だけでは足りません。過去4回国会で修正議決があります。今回の補正か、来年の当初で30年ぶりの修正議決もありそうです。

【衆議院本会議 きょう令和6年2024年12月9日(月)】
 「麻生、鈴木家」以外では10年ぶりの加藤勝信・新財務相が財政演説をして、補正予算案審議が始まりました。
 立憲で2期の酒井なつみさんに対して石破首相は「能登地震、奥能登豪雨で被災した人は、災害救助法により、発災直後から窓口負担は軽減された」と語り、岸田内閣の対応を正当化しました。首相は「経済あっての財政だ」とし「岸田内閣の3年間の取り組みによるデフレ脱却への好循環を後戻りさせないために必要な昨年を上回る規模の補正予算だ」としました。

 衆でも登壇会派となったれいわ新選組ですが、大石あきこさんは「売国棄民予算」とプラカード時代と同じフレーズを連発しました。

【参議院本会議】
 財政演説に対する質疑がありました。自民党は、前任者の2代連続の参からの厚労相入閣にともない、古川俊治政審会長が質問しました。

【衆・予算委】
 午後7時半過ぎに、開かれ、趣旨説明がされました。次回はあす8時55分。

【参・予算委】
 開かれました。

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Ⓒ2024年、宮崎信行 Miyazaki Nobuyuki、宮崎機械株式会社。




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