藻岩山にアクセスするルートで最も短い「北の沢コース」だったが、想像していたコースと違って整備されたコース上に季節の花が咲き誇り、感じの良い登山ルートだった。

※ 「今日の藻岩山」的写真です。薄煙りの中に札幌市街が望めました。
初日の出を拝むために藻岩山に登って以来、今年初めての登山だった。
登山に関して私の今年の目標は、念願の「羊蹄山」に登ることである。長い登山時間を要する羊蹄山を攻略するためには、足腰をしっかり鍛えねばならない。
昨年十勝岳に登った際も、事前に藻岩山に数度にわたって登っていたことが効を奏した思いがある。
そこで手始めに、五つある藻岩山の登山ルートの中で唯一未経験だった「北の沢コース」を登ることにした。
昨日(8日)好天だったため急遽支度を整え、北の沢の登山口に向かった。
登山口は札幌の都心とは反対側に位置するため車で20分ほどかかったが、北の沢のちょっと入り組んだ住宅街の外れにあった。
登山口に駐車場がないのには困ったが、路側になんとか駐車して登山することにした。

※ 「北の沢コース」の登山口です。
意外だった…。
北の沢コースは登山者が少ないと聞いていたので(事実この日も登山者には一人も出会わなかった)登山道もそれほど整備されていないのでは、と思っていたのだが、なんのなんの、むしろ他のコースより整備が行き届いているくらい立派な登山道が用意されていた。ところによっては藪こぎ状態になるのではと軍手も用意したのだが、道の両側広く刈り取られ登山道は快適そのものだった。

※ 登山道はご覧のように作業車まで入れそうなくらい広々とした道でした。
山は青葉が出始めた段階で、太陽の光が登山道まで差し込み、明るい日差しを浴びながらの登山となった。
10分も登ったころに一度大きく下る階段の道がある。その底の部分に小さな雪渓が残っていただけで、登山道自体はもうすっかり乾いていて、あるいは溶けた雪でぬかるんだところがあるのではと思っていたのだが、これも予想外だった。

※ 若葉が芽を出し始めた林間はまだまだ明るかったです。

※ 写真では平板に見えますが、かなり急角度に下ります。

※ 下りきった日陰のところに雪渓が残っていました。
下り道が終わり、再び上がり始めたころから道端に紫色の花が目立ちだした。花の形からヤマスミレの類だな、思いながら歩を進めていると、今度は同じ紫色のエゾエンゴサクが道の両側に咲き誇り、まるで私を歓迎するように続いていた。
そのエゾエンゴサクの群落の中に遠慮がちにエンレイソウの赤紫の花がところどころに咲いていた。

※ まず出迎えてくれたのは、ヤマスミレの類です。

※ こうしたエゾエンゴサクの群落が延々と続いていました。

※ 新緑の緑色とエゾエンゴサクの紫色の中で、赤紫色のエンレイソウの花が目立ちました。
登山口から30分後、馬の背分岐に着いた。
ここからは他の三つの登山口からの登山者と合流するので、たくさんの登山者と挨拶を交わしながらの登山となった。
分岐まで見えたエゾエンゴサクやヤマスミレはほとんど目にすることがなかった。果たして他の登山口でも登山途中にはそうした花々を目にすることできたのだろうか?

※ この分岐で、慈啓会病院口、旭山公園口、小林峠口の三方から登ってきた登山者と合流します。
馬の背に出ると、登山道は一段と整備されていて、私は勝手に「藻岩山ハイウェイ」と名付けていたが、今回改めて「藻岩山馬の背ハイウェイ」としたほうがより良いかな、などと独り語ちをしていたのだった。

※ 多くの登山者が行き交う「藻岩山馬の背ハイウェイ」(?)です。
馬の背から、山頂直下の岩場を何ヵ所か越え、最後の胸突き八丁を登り終えると山頂レストランなどが入る展望台が建つ山頂に立った。
天候はやや薄曇りだったが、札幌の町並みはよく展望できた。

※ こうした岩場が大きくいって三か所経て、山頂に到達します。
今回、初めて展望台の傍にある三角点を確認することができた。そこには、◆北緯43度01分21秒、◆東経141度19分20秒、◆標高531mと記されていた。

※ 何度も登っていながら、初めて気がついた三角点です。
札幌近郊の低山登山に意識的に取り組み、羊蹄山登山を目ざしたいと思っている。
【藻岩山(北の沢コース 登山データー】
標 高 531m
駐車場 まったく見当たらない
行 程 登山口→(30分)→馬の背分岐→(25分)→藻岩山山頂→(15分)→馬の背分岐→(25分)→登山口
時 間 登山(約55分) 下山(約40分)
天 候 薄曇り、風無し
登山日 ‘14/05/08

※ 「今日の藻岩山」的写真です。薄煙りの中に札幌市街が望めました。
初日の出を拝むために藻岩山に登って以来、今年初めての登山だった。
登山に関して私の今年の目標は、念願の「羊蹄山」に登ることである。長い登山時間を要する羊蹄山を攻略するためには、足腰をしっかり鍛えねばならない。
昨年十勝岳に登った際も、事前に藻岩山に数度にわたって登っていたことが効を奏した思いがある。
そこで手始めに、五つある藻岩山の登山ルートの中で唯一未経験だった「北の沢コース」を登ることにした。
昨日(8日)好天だったため急遽支度を整え、北の沢の登山口に向かった。
登山口は札幌の都心とは反対側に位置するため車で20分ほどかかったが、北の沢のちょっと入り組んだ住宅街の外れにあった。
登山口に駐車場がないのには困ったが、路側になんとか駐車して登山することにした。

※ 「北の沢コース」の登山口です。
意外だった…。
北の沢コースは登山者が少ないと聞いていたので(事実この日も登山者には一人も出会わなかった)登山道もそれほど整備されていないのでは、と思っていたのだが、なんのなんの、むしろ他のコースより整備が行き届いているくらい立派な登山道が用意されていた。ところによっては藪こぎ状態になるのではと軍手も用意したのだが、道の両側広く刈り取られ登山道は快適そのものだった。

※ 登山道はご覧のように作業車まで入れそうなくらい広々とした道でした。
山は青葉が出始めた段階で、太陽の光が登山道まで差し込み、明るい日差しを浴びながらの登山となった。
10分も登ったころに一度大きく下る階段の道がある。その底の部分に小さな雪渓が残っていただけで、登山道自体はもうすっかり乾いていて、あるいは溶けた雪でぬかるんだところがあるのではと思っていたのだが、これも予想外だった。

※ 若葉が芽を出し始めた林間はまだまだ明るかったです。

※ 写真では平板に見えますが、かなり急角度に下ります。

※ 下りきった日陰のところに雪渓が残っていました。
下り道が終わり、再び上がり始めたころから道端に紫色の花が目立ちだした。花の形からヤマスミレの類だな、思いながら歩を進めていると、今度は同じ紫色のエゾエンゴサクが道の両側に咲き誇り、まるで私を歓迎するように続いていた。
そのエゾエンゴサクの群落の中に遠慮がちにエンレイソウの赤紫の花がところどころに咲いていた。

※ まず出迎えてくれたのは、ヤマスミレの類です。

※ こうしたエゾエンゴサクの群落が延々と続いていました。

※ 新緑の緑色とエゾエンゴサクの紫色の中で、赤紫色のエンレイソウの花が目立ちました。
登山口から30分後、馬の背分岐に着いた。
ここからは他の三つの登山口からの登山者と合流するので、たくさんの登山者と挨拶を交わしながらの登山となった。
分岐まで見えたエゾエンゴサクやヤマスミレはほとんど目にすることがなかった。果たして他の登山口でも登山途中にはそうした花々を目にすることできたのだろうか?

※ この分岐で、慈啓会病院口、旭山公園口、小林峠口の三方から登ってきた登山者と合流します。
馬の背に出ると、登山道は一段と整備されていて、私は勝手に「藻岩山ハイウェイ」と名付けていたが、今回改めて「藻岩山馬の背ハイウェイ」としたほうがより良いかな、などと独り語ちをしていたのだった。

※ 多くの登山者が行き交う「藻岩山馬の背ハイウェイ」(?)です。
馬の背から、山頂直下の岩場を何ヵ所か越え、最後の胸突き八丁を登り終えると山頂レストランなどが入る展望台が建つ山頂に立った。
天候はやや薄曇りだったが、札幌の町並みはよく展望できた。

※ こうした岩場が大きくいって三か所経て、山頂に到達します。
今回、初めて展望台の傍にある三角点を確認することができた。そこには、◆北緯43度01分21秒、◆東経141度19分20秒、◆標高531mと記されていた。

※ 何度も登っていながら、初めて気がついた三角点です。
札幌近郊の低山登山に意識的に取り組み、羊蹄山登山を目ざしたいと思っている。
【藻岩山(北の沢コース 登山データー】
標 高 531m
駐車場 まったく見当たらない
行 程 登山口→(30分)→馬の背分岐→(25分)→藻岩山山頂→(15分)→馬の背分岐→(25分)→登山口
時 間 登山(約55分) 下山(約40分)
天 候 薄曇り、風無し
登山日 ‘14/05/08