予想外の試合展開、予想外の敗戦になかなかレポートを作成する気になれず、深夜になってようやくパソコンに向かっている。力以上に差がついてしまった試合ではなかっただろうか?東海大四高に苦杯をなめた札幌日大高は夏に向けて何が鍵になるのか考えてみた…。
※ 平日にもかかわらずさすが代表決定戦である。多くの高校野球ファンが麻生球場に駆け付けていた。
両校の練習試合の結果からも(2対1で東海大四高の勝利)接戦になるだろうと予想した私の考えはもろくも崩れた。まずは試合のランニングスコアを示すことにする。
《札幌日大》0100000 1
《東海大四》1021103x 8x (7回コールドゲーム)
札幌日大の誤算は何といってもエース山本の不調だろう。
東海大四高打線はその山本に初回から襲いかかった。初回はなんとか1点に食い止めたものの、討ち取った当たりも全てが真芯で捉えられていて先行きに不安を感じさた。
その後に試合経過が示すように毎回のようにランナーを許し、結局7回途中までで東海大四高打線に長短11安打を許してしまった。
※ 無死走者2塁の場面、この後山本投手は二塁打を許し、得点を献上した。
私は対立命館慶祥戦に完封した山本投手について、安定感あるピッチングを讃えた後に、強豪校との対戦になった時に真価が問われるが、その予想は「何とも言えない」と記した。
その理由は彼のボールに相手を圧するほどの威力を感ずることができなかったからだ。彼のボールの最高速が135キロと紹介し、突出した速さではないと記した。今どきの高校野球ではピッチングマシンなどを使用して140キロ前後のボールを打ち込んでいるはずだ。
となると、高校生としては比較的速い球を投げる資質を生かした投球術が必要になってくるのではないか。今日は見ていて体も重そうでスピード自体もそれほど速く感じられず東海大四高打線には恰好のボールになってしまったようだ。
対する東海大四高の西嶋投手は後から資料を見て驚いた。身長がわずか168cmしかないのだ。それでいて、見るからにキレの良いボールを投げていた。投球術にも見るべきものがあり、時おり投げるスローカーブも効いていた。小柄なだけに後半に疲れで崩れるのではと見ていたが、結局兼村選手の右越本塁打を含め散発5安打で、本塁打の1失点のみで完投した。
西嶋投手のようなメリハリの利いたピッチングが山本投手には求められるのではないかと思ったのだが…。
※ 東海大四高のベンチに入れなかった部員がスタンドから懸命に声援しています。
一方、打線の方は西嶋投手にまったく歯が立たないという状態ではなかった。しかし、連打を許さない西嶋投手につけ入る隙を見いだせなかったということか。
また、前日の大逆転によって山本投手が失点を重ねても、どこかで逆転できるという思いがあるいはあったのだろうか?
私が期待する主砲・松田選手は前日の2本塁打で完全に復調したようだ。今日の成績は3打数1安打だったが、凡退した打席も鋭い当たりを連発していたのでもう心配はなさそうだ。
この大会で札幌日大打線はそのレベルの高さを見せつけたと思う。松田、兼村と続く重量打線は相手にとって相当脅威だろう。ただ、対立命館戦で兼村の後を担い4打数4安打、対創成高戦で本塁打を放った山崎選手が今日の試合でベンチだったのはどうしてだろう?外からは推し量ることができないが、怪我か病気だろうか?大したことがなければ、と思う。
※ 松田選手の打席です。この回、ライト前に痛烈なヒットを放ちました。
いずれにしても、打線の方は大丈夫だと思う。問題は一にも、二にも投手陣の奮起につきるように思う。
また、今日も守備陣(一塁手、捕手)の破たんから、やらずもがなの2点を献上してしまった。守備陣を鍛えることも夏への課題ではないかと思われる。
夏に向けて、札幌日大高の捲土重来を期待したい!
※ 平日にもかかわらずさすが代表決定戦である。多くの高校野球ファンが麻生球場に駆け付けていた。
両校の練習試合の結果からも(2対1で東海大四高の勝利)接戦になるだろうと予想した私の考えはもろくも崩れた。まずは試合のランニングスコアを示すことにする。
《札幌日大》0100000 1
《東海大四》1021103x 8x (7回コールドゲーム)
札幌日大の誤算は何といってもエース山本の不調だろう。
東海大四高打線はその山本に初回から襲いかかった。初回はなんとか1点に食い止めたものの、討ち取った当たりも全てが真芯で捉えられていて先行きに不安を感じさた。
その後に試合経過が示すように毎回のようにランナーを許し、結局7回途中までで東海大四高打線に長短11安打を許してしまった。
※ 無死走者2塁の場面、この後山本投手は二塁打を許し、得点を献上した。
私は対立命館慶祥戦に完封した山本投手について、安定感あるピッチングを讃えた後に、強豪校との対戦になった時に真価が問われるが、その予想は「何とも言えない」と記した。
その理由は彼のボールに相手を圧するほどの威力を感ずることができなかったからだ。彼のボールの最高速が135キロと紹介し、突出した速さではないと記した。今どきの高校野球ではピッチングマシンなどを使用して140キロ前後のボールを打ち込んでいるはずだ。
となると、高校生としては比較的速い球を投げる資質を生かした投球術が必要になってくるのではないか。今日は見ていて体も重そうでスピード自体もそれほど速く感じられず東海大四高打線には恰好のボールになってしまったようだ。
対する東海大四高の西嶋投手は後から資料を見て驚いた。身長がわずか168cmしかないのだ。それでいて、見るからにキレの良いボールを投げていた。投球術にも見るべきものがあり、時おり投げるスローカーブも効いていた。小柄なだけに後半に疲れで崩れるのではと見ていたが、結局兼村選手の右越本塁打を含め散発5安打で、本塁打の1失点のみで完投した。
西嶋投手のようなメリハリの利いたピッチングが山本投手には求められるのではないかと思ったのだが…。
※ 東海大四高のベンチに入れなかった部員がスタンドから懸命に声援しています。
一方、打線の方は西嶋投手にまったく歯が立たないという状態ではなかった。しかし、連打を許さない西嶋投手につけ入る隙を見いだせなかったということか。
また、前日の大逆転によって山本投手が失点を重ねても、どこかで逆転できるという思いがあるいはあったのだろうか?
私が期待する主砲・松田選手は前日の2本塁打で完全に復調したようだ。今日の成績は3打数1安打だったが、凡退した打席も鋭い当たりを連発していたのでもう心配はなさそうだ。
この大会で札幌日大打線はそのレベルの高さを見せつけたと思う。松田、兼村と続く重量打線は相手にとって相当脅威だろう。ただ、対立命館戦で兼村の後を担い4打数4安打、対創成高戦で本塁打を放った山崎選手が今日の試合でベンチだったのはどうしてだろう?外からは推し量ることができないが、怪我か病気だろうか?大したことがなければ、と思う。
※ 松田選手の打席です。この回、ライト前に痛烈なヒットを放ちました。
いずれにしても、打線の方は大丈夫だと思う。問題は一にも、二にも投手陣の奮起につきるように思う。
また、今日も守備陣(一塁手、捕手)の破たんから、やらずもがなの2点を献上してしまった。守備陣を鍛えることも夏への課題ではないかと思われる。
夏に向けて、札幌日大高の捲土重来を期待したい!