田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 73 生パスタ専門店「Le Varo」

2009-01-21 19:31:02 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
  【札幌麺紀行】とは、イエローページKKが2007年12月に発行した『一日一麺 札幌極旨麺図鑑』に写真付きで掲載されたラーメン店40、そば店22、うどん店12、その他の麺店20の計93店全てを食べ歩いてレポートしようと私自身が企てたものである。しかし、飲食業界の栄枯盛衰は激しく、現在分かっているだけですでに5店が廃業に追い込まれている。したがって実際に私が目標とするのは88店である。

 オマール海老の濃厚な旨みがソースにまったり感を与え、なんともいえない深い味を堪能しました。

 生パスタ専門店「Le Voro」は円山地区に近いちょっと奥まった界隈にポツンと佇むようにありました。
 店内はこじんまりとしていて、なんとなく隠れ家的雰囲気です。
 勤め帰りのサラリーマンやOLなどの客が目立ち、手軽に立ち寄れるパスタ専門店といった雰囲気です。
        

 今回は妻を誘い、ワインも味わいながら夕食を摂ることにして、この店一押しの「オマール海老の特製トマトクリーム」(1,700円)をオーダーし、パスタは幅15ミリという平打ち麺を選びました。(ちなみにこの日は、これ以外にジャガイモニョッキのクリームソースとピッツァ〔マルガリータ〕も併せてオーダーしました)
        

 出てきたパスタはオマール海老の半身がのったものです。
 パスタを一口含むと、口の中に濃厚な味が広がります。なんともいえないまったり感がたまりません。そしてまた15ミリという幅広のパスタも独特の食感があり、他のパスタと違った麺のように感じさせてくれました。
 そしてまた、ぷりぷりしたオマール海老の食感もアクセントを与えてくれます。
 この夜はワインを共にしながら、ちょっとだけ豊かな夕食となりました。
        

生パスタ専門店「Le Varo」 データー
札幌市中央区北3条西23丁目2-15 ハウフィス1F(地図)
電話    011-614-2202
営業時間  11:30~15:00 18:00~22:00
定休日   水曜日
駐車場   3台
座席    22席(テーブル)
入店日   ‘09/01/09


【旅は始まった №7】
  訪れる所をもう一ヶ所増やしましたので、そこへの往復も飛行機ですることにしました。飛行機は1日2便しか飛んでいません。
 都合の良い便には超早割などの特典がなく、距離の割には割高な航空運賃となってしまいましたがしかたありません。
 こちらの予約も旅行社を通さず、ネット上で予約を完了しました。

札幌ウォーク 62 手稲区・冬も歩こうコース

2009-01-20 16:03:20 | 札幌ウォーク & Other Walk
 およそ一ヶ月ぶりのウォーキングを楽しみました。雪道のウォークでしたが、これはこれで楽しいウォーキングとなりました。

 「札幌ウォーク」は新年になって初めての投稿です。
 冬のウォーキングは条件が難しく各区でもそれほど奨励はしていないようです。
 冬のシーズンのウォーキングを明示しているコースは、中央区に一つと、清田区に一つしかありません。
 その一つである清田区の「冬も歩こうコース」(マップはこちら)2.8㎞を3連休の初日に前田森林公園でのクロカンの初練習と合わせて行いました。

 コースのスタート&ゴールは手稲区役所・手稲区民センター・手稲保健センターが入った合同庁舎です。
 区役所・保健センターは休日で閉館していましたが、区民センターは休日でももちろん開館しています。
        
     ※ コースのスタート&ゴールの区役所などが入った合同庁舎です。

 区民センターでたまたま目があってしまった職員にずーっと抱き続けていた疑問について質問してみました。その疑問とは、「札幌市内の各所にある区民センター、地区センター、コミュニティセンター、町づくりセンターの機能の違いについて」です。
 区民センターの職員は「市の職員ではないので…」と断りつつ、区民センター、地区センター、コミュニティセンターの機能は基本的には同じで、地域住民の利用に供する施設だということでした。対して、町づくりセンターは市の出張所のような役割を果たしている所ということでした。

 合同庁舎からJR手稲駅に向かっては陸橋のような連絡路を通り、大型のショッピングセンターの前を通って手稲駅の北口に至りますが、さらに南口に抜ける通路も含めて「自由通路あいくる」と呼んで住民のくつろげる場所としているようです。
        
        ※ 合同庁舎、大型SC、手稲駅北口に続く「自由通路あいくる」です。

 マップに記されたとおり、私はJR手稲駅南口へ行ってみました。
 南口から見る駅舎そのものは(写真)はリニューアルされて立派でしたが、駅前は古くから拓かれた街だからでしょうか、北口に比べると猥雑な感じが否めませんでした。
        
        ※ 手稲駅南口です。駅の向かいは猥雑感がありました。

 コースは手稲駅の北側の界隈を巡るコースです。再び北口に戻り、手稲駅北通りを歩きます。北口も大型のショッピングセンターと合同庁舎以外は目立ったものはなく、手稲の市街地区は、そこからもっと外に広がった地域に形成されています。
 合同庁舎から左折した道は樽川通りと称していますが、駅に近い割には寂しい感じのする通りでした。
        
 やがてコースは手稲駅西通りに出ます。この通りの歩道は「ぷろむなーどていね」として整備され、住民にとってはほどよい散歩コースになっているのではと思われます。
 昨年秋に別なコースの一部にもなっていて、私も歩いていますが木々が植栽され、適当にベンチなども配され、快適な散歩道でした。
        
        ※ 夏は快適な散歩道「ぷろむなーどていね」の冬の様子です。

 ぷろむなーど沿いに温水プール・老人福祉センター・図書館・体育館などの公共施設が並んでいるところを折り返し、再びぷろむなーどを手稲駅まで戻ってゴールでした。
        
        ※ 手稲駅北口はバスターミナルも兼ねていました。

 冬期間はどうしても行き交う人が少なくなるのは否めませんが、雪道を整備するなどして地域住民を戸外へ誘う働きかけも必要かな、と思いました。
《ウォーク実施日 ‘09/01/10》

(余話)
 冬期間は行政もあまりウォーキングを奨励していないなどと最初に書きましたが、先日の新聞で年間を通してウォーキングを楽しめるイヤーラウンドコースが市内に4コース開設されたというニュースが掲載されました。
 厚別区体育館とスポーツ交流施設つどーむをスタート&ゴールとする4コースで、いずれも距離は約10キロあるとのこと。「札幌ウォーク」の消化にはなりませんが、時間を作ってぜひ歩いてみようと思っています。

CONSADOLE SAPPORO KICK OFF 2009

2009-01-19 16:45:04 | スポーツ & スポーツ観戦
 石崎新監督の百戦錬磨の手腕と意外なユーモアが「コンサをきっと救ってくれる!」と信じたキックオフパーティでした。

 HBC歩くスキー大会を終え、一度帰宅した後着替えをして14時30分開始のCONSADOLE SAPPORO KICK OFF 2009が行われた札幌ドームに駆けつけました。
 私はこうした集いにこれまで参加した経験がなく、疲れはありましたが「参加してみたい」という意欲が足を札幌ドームに向かわせました。
 そしてそれを可能にしたのは、札幌が大都会の割にはコンパクトにまとまっている上、交通機関が発達していることで、一日にこうした大きな規模の催しに二度も参加することが可能なのだと思っています。
        

 会場には報道によると五千数百人のファンが集まったということですが、たくさんのファンがコンサのキックオフパーティを見守りました。
        
        ※ 会場内の特設されたステージの前に集まるサポーターです。      

 集いは今季を闘う28人の選手と、スタッフ・監督がまず紹介されました。選手は一人ずつ簡単に抱負を述べながらの登場です。
        
        ※ ステージに勢ぞろいした28人のコンサ戦士たちです。

 その後、新外国人選手、新加入選手、ベテラン選手などのトークショーを挟み、新ユニホームの発表(新ユニホームはこちらをご覧ください)、そして最後は石崎新監督の抱負と決意が披露され幕となりました。

 石崎監督は、ご存知のように山形、大分、川崎、清水、東京V、柏、そして札幌と数多くのJリーグチームの監督を歴任した敏腕の監督として有名です。新外国人、新加入の選手にも期待しますが、私は何より石崎監督の手腕に期待したいと思っています。
 その石崎監督が抱負を披露する段になって、いきなり「みなさん元気ですか~あ!」とやって会場を沸かせました。例の猪木節です。そして決まり文句の「元気があればなんでもできる!」ときました。
 間には真剣に「一年でJ1に復帰する。そしてJ1で戦えるチームをつくる」と公約してくれました。チームの現状をまだ把握していない段階でのこの言葉は監督自身を縛ることになってしまうのではと危惧もするのですが、監督自身が自分の手腕に自信をもっている表れと私は解釈しています。
 そして最後には猪木ばりに「いち!にい!さん!ダァー!」で締めました。
        
        ※ 赤黒のマフラーを首に決意を語る石崎新監督です。

 会場内は、ステージだけではなく、キックターゲットや選手とのツーショット写真撮影、などなどさまざまな催しが同時開催されていました。
 そうした方法もいいけれど、私としては次シーズンへの期待感を会場全体で感じることのできる瞬間があってもいいのではと思いました。スタジアムでサポーターが声を一つする「コンサドーレ!」を叫んでみたいと思ったのですが…。
        
        ※ 会場内ではキックターゲットやサッカーテニスなどたくさん
          のゲームなどが同時開催されていました。


【旅は始まった №6】
 今回の旅の全日程を7泊8日間としたということは、2泊はツアーに付いてきますので、残り5泊の手配をしなければなりません。
 そこで残り5泊については旅行社に依頼するのではなく、ネット上で探して自分で手配することにしました。私の憧れる作家氏は、現地へ行ってから宿を探すという手法なのですが、旅慣れていない私としてはやはり事前に宿泊するところを確保し安心したいと思ったのです。
 当初は一つ所に滞在することも考えたのですが、結局近くのもう一つの所も訪れてみようと思い、二つの宿所をネット上で予約しました。


HBC歩くスキー大会

2009-01-18 19:33:16 | スポーツ & スポーツ観戦
 クロスカントリーとはよく言ったものです。ひたすら丘を上りつづけ、その後に待っているのは谷を目ざしての滑走、白旗山競技場は平らな面のほとんどない、まさにクロスカントリー距離コースでした。

 今季クロカンの第二ラウンド、「HBCラジオ歩くスキー大会」に参加してきました。(白旗山距離競技場はこちら ⇒ 地図
 昨年に続いて2度目の参加ですが、今回は最短の5キロの部へのエントリーでした。(昨年は10キロでした)
 大会参加者は総勢1,800名、そのうち5キロの部には800名がエントリーしていました。
        
        ※ 大会会場に立てられた大会名を記したエアーアーチです。       

 素晴らしく晴れ上がったこれ以上は望めないような好コンデションの中、5キロの部がスタートしました。私は集団の中ほどでスタートしました。
 さすがに5キロの部です。いっこうに前に進みません。まさに歩くスキーです。
 延々と続く隊列はノロノロと前進します。前後左右びっしりと詰まっていて、その隊列に従うしかありません。
        
        ※ 5キロの部のスタート直後の大集団です。

 それでも中盤以降はやや隊列が崩れ、隙間もできたので昔とった杵柄で少しずつ前を抜いていきました。(昔とった杵柄ですって?これでも勇払原野85キロを4回完走しているんです。言っちゃったあ~)
 適度な負荷をかけながらも、けっして無理はせず楽しく歩いて(走って?)きました。
        
        ※ コース中盤、やや集団がばらけてきましたが、まだ塊です。

 この大会は唯一大会参加料が必要でないにもかかわらず、ハウス食品、さっぽろ生協が協賛しているものですから、ゴール後にシチューやホットミルクが提供されるなどのサービスがあるため人気のある大会です。
 私もゴール後にそれらのサービスを受け、疲れた体を癒しました。
 次は2週間後です。


(余話)
 人様にとってはどうでもいいような話題なのですが、1月13日は私にとって特別な日でした。というのは、昨年の1月13日から一日も欠かさずにブログを投稿し、それが一年間を迎えたのです。
 ブロガーの中にはもっともっとすごい人を知っていますので、私のことなど取るに足らないことです。
 それでも私自身にとっては記念すべき日であり、あのマラソン選手の有森有子選手がアトランタオリンピックで発した「自分で自分を誉めてやりたい」という言葉を自分にも贈ってもいいかな?と思っています。

雪まつり大雪像制作ボランティア ①

2009-01-17 21:06:32 | ボランティア
 「雪まつりの雪像制作」とかけまして、「新人先生の参観日」と解きます。その心は、その心は「おおいに汗をかきました!」
 うまい!座布団三枚!(いただけますか?)

 想像していたより重労働でした。
 汗はかいたといっても参観日の冷や汗とは汗の内容は違いますが、下着が濡れるほど汗をかいた第一日目のボランティアでした。

 今日、初めてさっぽろ雪まつりの大雪像制作のボランティアに参加しました。
 私が割り当てられたのは西10丁目広場(STV広場)の制作グループのボランティアです。
 西10丁目広場に制作する大雪像は「北の動物家族 ~森よ永遠に~」と題して、シマフクロウ、オオワシ、イトウなど北海道を象徴する動物家族を制作することになっています。
        
      ※ 休憩所に置かれていた「北の動物家族」の完成模型図です。

 朝9時に集合して、リーダーの説明を受けた後、リーダー曰く「制作現場視察ツアー」と称して、いきなり専門に雪像制作にあたっている人たちが作業している高さビルの3~4階に相当するところに上らされました。
 積み上げた大きな雪の塊を囲むようにビルの建設現場のように足場が組まれ、そこを作業員よろしく上っていくのです。
        
        ※ 雪像最上部の作業現場の様子です。

 視察を終えるといよいよ作業開始です。
 私たちの任務は荒削りによって出た雪を順送りしながら、雪を下へ落とす役目です。
 途中で荒削りも手伝わされました。腰には落下を防止する安全ザイルを足場にくくりつけての作業です。
 特に「荒削りの段階は体力勝負」と聞いていましたが、次から次と送られてくる雪を下へ落とすのに休みなく体と手を動かせなければなりません。
 たいした時間動いたわけではなかったのですが、もう額や背中に汗が噴き出ていました。
        
        ※ 私たちも写真のようなところで作業をします。

 私の今日のボランティアは午前の半日のみでした。
 この後、あと2度ほど参加する予定です。ですから大雪像制作のほんの一端を担うだけですが、少しは制作の過程を理解できるのではと思っています。(次回もまた報告します)


【旅は始まった №5】
 順序が逆になってしまいましたが、先日職場に年次有給休暇を行使したいと申請をしました。期間は2月23~27日の5日間です。
 つまり私の旅程は土・日を加えて2月21日から28日までの7泊8日の旅なのです。
 年休の申請を知った同僚は「どこへ行くの?」と聞いてきましたが、「今のところ秘密にしておきます」と答えておきました。


札幌麺紀行 72 東屋卯門

2009-01-16 19:20:09 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 本わさびを自ら擦り下ろし薬味とする本格的な「もりそば」、そして個人的にはまっている「カレー南蛮」の二つの味を楽しみました。

 平成21年の最初となる麺紀行は、そばの名門「東屋卯門」を訪れました。
 東屋卯門は旧国道5号線、現在の北5条手稲通りに面してありました。私は地下鉄で「二十四軒」駅まで行き、そこから7~8分ほど歩いて訪れました。
        

 東屋というと釧路市の老舗・竹老園の流れを汲む名門ですが、店内は伝統的の蕎麦店の造りを継承したような感じのお店でした。
 卯門セット(850円)という手打ちもりそばと、その他のそばをチョイスし二つの味を楽しめる(邪道ですかな)ものを注文しました。そしてその他のそばとしては大いに迷いながらもやはり「カレー南蛮そば」としてしまいました。

 そばが出てくる前に、めんつゆや薬味が出てきました。
 その一つとして本わさびとおろし金が出てきました。そばが出てくるまで、わさびを擦り下ろしながら待つというわけです。
 さらにめんつゆは、もり用つゆと辛つゆの2種類が用意されるこだわりです。

 先に出てきたのは当然「もりそば」です。
 東屋は伝統的に更科そばが有名ですが、このセットでは手打ちの中太そばが出てきました。更科そばとは違い、香りもコシも強く食べ応え十分です。本わさびの香りと辛みも旨みを増してくれます。なかなかのもりでした。
        

 続いて、小ぶりの丼に「カレー南蛮そば」が盛られて出てきました。
 こちらの味はどこでも大きな違いはないという味です。ただし、店としては「もりのように力は入っていないのかなぁ?」とも思わされました。
        

 「もり」を愛するそば通にはぜひともチェックしたい一店です。

そば「東屋卯門(あずまやうもん)」 データー
札幌市西区二十四軒3条7丁目2-19(地図)
電話    011-613-1151
営業時間  11:00~20:30LO
定休日   水曜日
駐車場   10台
座席    40席(テーブル・小上がり)
入店日   ‘09/01/04


(余話)
 今日(16日付け)の北海道新聞の「札幌圏」欄に「昨年末、札幌中央郵便局で開催された『ほっかいどう漫画集団展』において政治を風刺した一部の作品が郵便局側から展示を拒否されていた」という趣旨の記事が掲載されていました。(その新聞記事はこちらを参照ください。
 私はその漫画展を訪れ、その様子をブログ上にアップしました。(それはこちら
 さらに別に開催されていた漫画展の感想もアップし(それはこちら)、その中で私は次のようなことを述べていたのです。
「庶民が時の権力者をユーモアで皮肉り、それを見て庶民もまた笑うという構図は世の中が健全だという証拠だということでしょうか?」
 このような話題についてはさまざまな見方・考え方があると思われますが、そうした議論に私は加わろうとは思いません。ただ、私がなぜ先のようなコメントを載せたかといえば、現在の日本においては時の権力者を皮肉ろうが、反対しようが、それを受け容れることのできる懐の深さを感ずる。そのような社会をして健全な社会というのだろう、という思いからでした。
 そうした観点から見ると、郵便局の判断はなんと狭量なことかと思ったのですが・・・。

札幌麺紀行 71 らーめん「吉山商店」

2009-01-15 22:01:04 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 みそらーめんのスープを飲み干すなんて初めての経験じゃないだろうか。濃厚なのにしつこくないスープは絶品でした!

 らーめん「吉山商店」はイオン苗穂店の近くにあります。前日降った雪が道路全面を覆う中を車で向かいました。
 店は近隣の人気店のようで昼時を過ぎていたのですが、満員で席に着くまでしばらく待たされました。
        

 店内の雰囲気は、店名に「吉山商店」などといかにも昔風を装っているコンセプトに合わせて(?)昭和初期のような雰囲気を醸し出した造りになっています。
 注文はこの店の一押しの「みそらーめん」(700円)にしました。

 作り方が丁寧なのか、客が混んでいたことも手伝ってか、かなりの時間をおいて出てきたらーめんは写真でもお分かりいただけるかと思いますが、かなりのこってり系です。
        

 スープは今流行の行列店系の濃厚こってりなのですが、これがそれほどしつこく感じないのです。体調が良かったせいもあったのでしょうか、みそらーめんのスープを飲み干すなどということは初めての経験でした。

 麺の太さは普通麺で、これも私には合っている太さでした。
 そういうことで、私の中ではかなりポイントの高い一店でした。

らーめん「吉山商店」 データー
札幌市東区東苗穂3条2丁目4-25(地図)
電話    011-782-2005
営業時間  11:00~15:00 17:00~21:00(土日祝は通し)
定休日   月曜日
駐車場   10台
座席    20席(カウンター・テーブル)
入店日   ‘08/12/27


【旅は始まった №4】
 今回の旅の移動手段は目的地から考えて飛行機以外考えられません。
 飛行機以外も考えられないことはありませんが、限られた日数の中では自然と飛行機に限定されてしまいます。
 その飛行機のチケットや宿の予約などを当初は全て自分で手配して組み立てようと考えました。
 しかし、どう考えてもそれでは割高になってしまいます。
 そこで仕方なく、ある旅行社の「○○2泊5日フリーデイ」という現地で自由に行動できるツアーを利用することにしました。その上、最大8日間まで延長できるという特典を利用することにしたのです。都合、今回の私の旅は7泊8日間の旅ということになります。

札幌麺紀行 70 韓国家庭料理「とんあり」

2009-01-14 19:25:01 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 辛さが堪りません!
 喉をひりひりさせながら本場の味を彷彿とさせる「チゲうどん」を堪能しました。

 韓国の家庭料理を謳う「とんあり」は円山地区に近いビルの1階にありました。
        

 店内は韓国の食堂のイメージを覆すオシャレな造りでした。(私のイメージは偏見かな?関係するみなさんごめんさない)
 「とんあり」は韓国料理を提供するだけではなく、韓国のグッズなども扱っているようでした。
              

 私の注文は韓国麺料理の定番(?)「チゲうどん」(900円)です。
 やや時間をおいて出てきた「チゲうどん」は、韓国の麺料理では鍋のまま食べるという韓国スタイルで出てきました。
 例によってスープを一口含んだところ、辛さにからきし弱い私はその辛さに思わずむせてしまいました。
 しかし、その辛いスープも時間が経つにつれて、辛さとともに旨さがじわーっと伝わってきます。資料によると、牛の髄が溶け出したコラーゲンたっぷりの自家製スープだとか…。どおりでとろりとしたスープだと思いました。
 麺はコシの強い讃岐うどんのような麺でした。
         

 水を飲み飲みふーふー言いながら完食しましたが、通にとってはこの辛さが堪えられなくてくせになるんだろあなぁ、と思いました。
 その他にも、韓国の家庭料理のメニューが多数あります。辛いのが好きな方、キムチに目がない方はぜひどうぞ!

 なお、「とんあり」とは韓国語で「仲間が集まるところ」というような意味があると店においてあったパンフは語っていました。

韓国家庭料理「とんあり」 データー
札幌市中央区南1条西20丁目2-10 パスバイビル1F(地図)
電話    011-616-2158
営業時間  11:30~21:30(不定期に休む。電話で確認の要あり) 
定休日   第2・4水曜日
駐車場   無
座席    28席(カウンター・テーブル)
入店日   ‘08/12/25

(余話)
 「札幌麺紀行」は年が明けても順調に進んでいます。
 先週は9日から4日続けての麺店巡りでした。
 訪れた店の合計は76店となりました。
 残り12店。いよいよラストスパート!という感じです。


さっぽろ雪まつり 大雪像制作実技講習会

2009-01-13 17:36:58 | ボランティア
 雪像制作って意外に楽しいぞ!と思えた今日の実技講習会でしたが、はたして本番のボランティアではどうでしょうか? 

 昨年、さっぽろ雪まつりのことをブログに投稿したところ「札幌市民になったからには、雪まつりは見るだけのものと思ってはいけない。制作に参加してこそ、雪まつりの楽しみをより深く楽しむことができる」というような趣旨のコメントをいただきました。
 
 そこで今年はぜひ参加してみようと、雪像制作ボランティアに応募しました。
 その応募したボランティアに対して、初めて経験する人たちのための実技講習会が大通公園6丁目広場(地図)で今日開かれたので、勤務先に時間休をいただいて参加してきました。
 参加した人たちは40数名、その人たちを4人1組のグループに編成して実際に雪像を制作するというのです。
        
        ※ 指導責任者の元自衛官です。雪像づくりの大ベテラン。

 体験の前に道具の説明や注意事項などの説明があり、早速実技となりました。
 あらかじめ2メートル四方の雪の塊が用意してあり、そこにグループで自由に雪像を彫りこむという実技でした。
 私のグループには残念ながら絵心のある人がいなく、誰が言い出したのか(けっして私ではない)なんと「富士山を作ろう!」ということになりました。
        
        ※ 他のグループの制作作業の様子です。

 ただ山の形を彫りこむのはあまりにも単純なものですのでいささか不安になりましたが、不安を打ち消しひたすら雪の塊を彫り進む作業に熱中しました。ところが雪の塊を彫るという作業は思っていた以上に楽しいものでした。
 指導員がときどき回ってきて、山に立体感をもたせるようにとの助言があり、助言に従い修正を加えていくとそれなりの雪像になってきました。
 最後に私が禁じ手を使いました。像の下に「Fuji」と文字を浮き彫りにして完成としました。
        
        ※ 私たちの作品とグループの4人で完成記念にパチリ

 わずか90分程度の短い時間の作業でしたからけっして満足のいくものではありませんでしたが、本番に向けて良い経験となりました。
 私は19日から3度ほどボランティアをすることになっています。
 今年はさっぽろ雪まつりを深~く楽しもうと思います。
        
        ※ 近くでは大雪像の制作の真っ最中です。まるで建設現場
          のように建設機械が大活躍です。
          


【旅は始まった №3】
 旅する目的地は自分の中で二転三転しました。
 それは自分の中で行きたいと思っているところが数多くあるからです。
 最終的に自分の中で決したのは、私が憧れてやまないある作家の紀行文が決定打でした。
 彼の「紀行文に著されたところを旅しよう!」と私は決めたのでした。
 そこがどこか、それはしばらくの間マル秘としてこのシリーズを続けようと思います。
 興味のある方はぜひいろいろと推理してみてください。
(なお、今回は一緒に旅しようと思っていた妻が諸々の事情から行けなくなり、私の一人旅となりました)

滝野公園歩くスキー大会

2009-01-12 19:15:43 | スポーツ & スポーツ観戦
 体力の衰え、運動不足を痛感しつつも、雪原のクロスカントリースキーを楽しんできました。

 天候は薄曇、そして微風。
 クロスカントリースキーには絶好のコンディションだ。
 滝野の丘(地図)は優しく550人のスキーヤーを迎えてくれた。
 参加者の顔ぶれをうかがうと比較的年齢層が高いのはこのスポーツの特性か。
        
 
 午前10時30分、距離別に長い距離の組からスタートが開始された。
 私は最短の6キロだから、最終スタートだ。
 最初はスケーティグ滑走ですいすいと進む。
 しかしそれもつかの間、すぐに全身に疲れを感じ始める。
 上りにかかるととたんにスピードダウン。
        

 やがてスケーティング滑走は無理となり、すたすたと歩くような格好での上りとなる。
 決して無理はすまいと誓ってスタートしたので、後続に次々と抜かれながらもあせらずに歩を進めた。
 途中、ふっと立ち止まった。
 周りはスキーヤーの息遣いの他は何も聞こえない。静かな森だ。
 息を整え、再び歩を進める。
 時計の針が50分を過ぎた頃、ゴールが見えてきた。
 コースの最後は下り坂、笑顔でゴールテープを切ることができた。
        
 
 ゴール後にいただいた豚汁がことのほか美味しかった。
 こうして私のクロカン第一幕は終わった。


【旅は始まった №2】
 私が旅することを思い立った理由は大きく言って三つあります。
 一つは、一年間働いてきた自分に癒しの時間を与えたい。
 二つ目には、日常空間から離れ、非日常空間に自分を置いてみたい。
 そしてもう一つは、自分の体験域を広げたい。
 
 というきわめて平凡な、誰もが旅を思い立つような理由からでした。
 さて問題は旅の目的地です。