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6月29日。12時20分千歳発の飛行機で、我々取材班2名は仙台へと出発。仙台駅に到着した時点で、14時を若干回っていた。仙台市内で、遅い昼食を取るために、私は尾車氏と共に市内を徘徊し始めた。
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当初の予定は「たん焼 山梨」というお店の「特製テールラーメン」を喰うハズだったのだが、我々の到着した時間には仕込みが完了していなかったため、残念ながら、喰えず。紆余曲折の末、「らーめん堂 仙台っ子」というお店に、我々は漂着したのだった。
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なんでも通常の5倍以上の鶏ガラ・豚ガラを2日間以上煮込んだ、「濃厚スープの醤油ラーメン」とのこと!これは、期待に血が沸き、肉も踊る。
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オーダーしたのは、当然「仙台っ子らーめん」(630円)。麺は「太麺」と「細麺」から選べ、私は細麺の方がご当地っぽいような気がしたので、「細麺」を選択した。
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とろみのあるそのスープは、濃厚だが決してしつこくなく、その熱い温度も素晴らしい。加えて、トッピングに大根の葉っぱとは珍しい。私の地元札幌では、まず見かけることの無いものだ。
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この透明感とツルツル感のある細麺は、コシもしっかりしており、とろみのあるスープに非常によくマッチしていた。
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チャーシューの柔らかさも、おおむね及第点と言えましょう。
このチェーン店と思われるラーメン屋が地元でどのように評価されているのかは謎だが、いち観光客としては、十分に満足のいくラーメンだった。
・・・とはいえ、やっぱ、「たん焼 山梨」の「特製テールラーメン」は、喰ってみたかったなァ。
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その後、駅からほど近い、とあるビジネスホテルにチェック・イン。ツインルームのお値段は6,700円。一人3,350円という宿泊料は、絶対的には安いと思う。
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だが、表面の剥げたソファーの意匠や、
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室内の雰囲気は、やはり料金相応のチープさを感じさせる。
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「ROCKET」という名の暖房機と思われるモノは、「使用不可」のまま放置されていた。だが、天井に備え付けられていた冷房機はしっかりと作動してくれた。その点は評価したいと思う。
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その後、最大の目的地である「東京エレクトロンホール宮城」(旧:宮城県民会館)へと向かう。その道すがら、「大浴場付き1泊3000円」という宿泊施設を発見してしまい、我々は愕然としてしまったのだった。
そんなこんなで、拓郎のラストツアーを網膜に焼き付けて、我々は会場を後にした。外に出ると、表には冷たい雨が降っていた。
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地元の人に道を尋ねながら、「べこ政宗」にたどり着いたら、すでに22時を回っていた。ここで、遅い夕食をとる。
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とりあえずは、ビールに枝豆。この枝豆が肉厚で素晴らしい枝豆だったので、のっけから好印象である。
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ここのお通しは、なんと「牛たんのお寿司」!それは、なんというか、ヒラメのえんがわの脂分の粒子がキメ細かく粒だったような、繊細で、甘味のある、とろけるようなお味!いやあ、参りました。仙台に来たなら、必食です。
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やはり、仙台に来たからには、「炭火串焼き」を喰いたくなるのが、人情というものだ。「とろ牛たん串 塩ネギ間」が、やはり王道でしょう。
まずは、その牛タンの分厚さに驚いた。こちら北海道で牛タンといえば、スライスされたハムのように薄く、レモン汁なんかをかけていただくのだが・・・
牛タンがこんなに柔らかくてジューシーなモノだったとは知らなかった。
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続いて、「とろ牛たん串 味噌にんにく間」で、明日への活力を補給。焼いたニンニクは、意外に匂いが気にならないものなのだ。
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なぜか、牛タン焼には、「白米」よりも「麦ご飯」が良く似合う。
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オプションとしてオーダーしたのが、「タンとスジの煮込み」。もう、とろっとろの旨さ!いやあ、贅沢な1日だった。牛さん、どうもありがとう。