スーパーで「初号アサヒビール 復刻版」なるモノを見つけてしまったので、ついつい買ってしまった。
なんでも、120年前の味を、現代の技術で再現したという。
私は、期待と不安を小さな胸に抱きつつ、それをたしなんでみた。
おつまみは、半額処分で149円だった、めばちマグロの刺身。
いやあ、このビール。キレよりもコクが強いが、普通においしい。本当に、コレ、120年前のお味なのだろうか?
自分の経験で言えば、ビールの味は、スーパードライ登場を境に、大きく変わったと思う。
スーパードライが出る前のビールは、苦みと酸味が強くて、あまり好きではなかった。
だが、スーパードライを飲んでから、私はビール好きになってしまったのだ。今の私がメタボオヤジになってしまったのは、スーパードライがビールの味の流れを変えてしまったからだと、言い切れる。
そしてこの「初号アサヒビール 復刻版」も、スーパードライ以降の流れを汲む、案外飲みやすいビールに、私には思えたのであった。ホントにこれが、「明治の味」なのかなぁ・・・ウマかったけどネ。