今年一年、ご来訪いただきました全ての皆様に、心より御礼申し上げます。
良いお年をお過ごしくださいネ。正月太りには、気をつけましょう。
実家では、種々の果実酒を漬けこんで、用意している。
小りんご・にんにく・山ブドウ・シソ・オンコ・・・
ガーリックフリークの私は、「にんにく酒」が気になったので、試飲してみた。
やはり、この手のモノは、ロックで飲るのが似つかわしい。
氷砂糖の甘さをかき消すように香る、そのガーリック臭!実にクセがあるが、これはクセになる。
すっかり私はコイツにハマって、酩酊のおおみそかであった。
本日で2011年も終わりである。
我々一家は、一年の汚れを洗い流す目的で、「厚別こはくの湯」へと向かった。
妻が購入していた「どぅーぽん」を用いれば、なんと750円で「温泉&チャーシュー麺がセット」で愉しめるのだ。まったくもって素晴らしい!
11時10分、「厚別こはくの湯」に到着。
入浴料金は600円。これに150円プラスでチャーシュー麺が付いてくるのだから、こんな素晴らしい話はない。「どぅーぽん」様々である。
そして1時間ほど、ゆったりと入浴を愉しむ。
内湯はバラエティに富んでおり、天然モール泉の泉質も良好。
露天も、「信楽焼のつぼ湯」は一人でのうのうと入れて、なかなか素晴らしい。混んで来たら、譲り合いの精神が必要となるが・・・
入浴後。天然のアイソトニック飲料「牛乳」で、失われた水分を補給し、妻子が上がるのを待つ。
HPには掲載されていないが、お食事関係もなかなか充実しているようである。
メニュー上には「チャーシュー麺」は記載されていなかったので、「どぅーぽん」独自の企画メニューなのであろう。
そして12時34分。いよいよチャーシュー麺と、ご対面!
まあるいチャーシューが、なんと5枚!チャーシュー麺を喰うなんて、いったい何年ぶりのことだろう・・・
温泉のイートインのラーメンとあなどることなかれ。その麺はぷりっぷりで、茹で加減も絶妙。ラーメン専門店の麺と、まったく遜色ない出来栄え。
チャーシューはやや薄目で、いわゆる「とろチャーシュー」ではなく、適度な歯ごたえを残した昔ながらのモノ。これまた、ウマい。
昔風の醤油スープがベースなのだが、そこには背脂のような白い塊が浮いている。
どうやらそれは、みじん切りのニンニクに熱を通して、柔らかくしたモノのように思料される。
メンマもシャキッとした噛みごたえで、極めて秀逸。
スープの底からは、スライスされたニンニクが多数発掘された。
かといって、ニンニク臭ギンギンのガテン系の味ではなく、あくまで主役は昔風醤油スープ。ニンニクは出しゃばり過ぎず、抑制を利かせながら、このスープを支えている。まるでV9時代の土井正三氏のように。
いやあ、温泉も、ラーメンも、極めて満足!
「こはくの湯」すんばらしい。是非、また来よう。