基本的にビール党の私だが、吉田拓郎の「ペニーレインでバーボン」の影響を受け、20代前半の頃はバーボンをたしなんでいた。
当時は今よりずっと円安だったので、たとえば「ワイルドターキー」あたりは7~8千円もする高級酒であった。その頃の私は、「フォア・ローゼス」や「ジムビーム」あたりを好んで飲んでいた。その香りの強さやアルコール度数の高さにオトナを感じ、ロックで飲るのが粋だと思い込んでいた。
・・・とはいえ、こういう強いお酒はカラダを消耗させる。加齢とともに、ここ数年は、私はバーボンを自粛していたのだった。
だがしかし、先月。アーリータイムズのブラウンラベルがスーパーで、なんと980円で売られているのを発見!思わず購入したのだった。
最近は芋焼酎を飲むことの多い私だった。久々のバーボンは、言うなれば「とうもろこし焼酎」と表現できる。
ロックで飲ると、舌触りはなめらかなものの、食道を通過するときにはヒリヒリと熱く、胃壁に到達した時点でアルコールが体内に拡散していくのを感じる。
それが実に気持ちイイのだが、やっぱ、こんなカラダに悪そうなお酒は、毎日飲むもんじゃないかも・・・
このアーリータイムズ。輸入業者はサントリーなのに、販売者はアサヒビールという、謎めいた販売形式である。まあ、トヨタとスバルが提携しているこのご時世。これも、ひとつの時代の流れなのであろう。