初夏の陽光に輝くお外を、のんびりと眺めている、チャロ君。
基本的に、ここしばらくは、のほほんと平和に過ごしていたのだが・・・
7月10日の夜。
彼は「ゆるめの便」をし、加えて嘔吐&食欲不振の症状に陥ってしまった。
昨年10月に患った「小腸炎」のことが、私の頭をよぎる。
なので、7月11日。
昨年セカンドオピニオンを受けた、その動物病院へと駆け込んだ。
診察前は、ぶるぶると、震えのとまらない、病院嫌いの彼。
まずは、体重測定。
これについては5.8kgで、今年の3月とほぼ同じであった。
血液検査の結果、ALTの数値がやや高めであることが判明。
センセイ曰く、この部分は、あまり心配することはないとのこと。
そして、同じく今年3月に指摘されていた「心拍音の雑音」についてだが・・・
ミニチュアダックスは「僧帽弁閉鎖不全症」を発症しやすいそうなのだ。
そして、エコー検査の結果。
心臓については、現段階では深刻な状況ではなく、しばらく様子見で、「半年後に念のため再検査をする」とのことになった。
また、胆のうに若干混濁が見られるとのことで、食事を低カロリーなものにした方がベターとのこと。
そして、もっとも懸念材料となるのが、昨年から指摘されていた「脾臓のできもの」である。
これについては、昨年10月時点と大きさはほとんど変わっていないので、「悪性である可能性は低い」とのこと。
しかしながら、これが破裂して出血するリスクもあるので、できることなら手術で取ってしまったほうが安心だという、センセイの見解であった。
また、現在「12歳≒人間でいえば還暦」の、チャロ君。
老犬になってしまうと、手術後の回復に時間がかかるようになるので、取るのなら早い方がいいとのことである。
我々一家が懸念するのは・・・手術することで、彼の元気な日常が失われる、「後遺症的なものが残るのではないか」という部分だ。
人間だったら、本人の意思というか意向をまず確認するところなのだが・・・
チャロ君は、話すことが出来ないし、我々一家は、大いに悩んでいる。
「脾臓摘出手術を、するか、しないか」の結論は、「半年後の心臓再検査時」までに、出そうと思う。
そして、今回も、前回同様「胃腸炎用の粉薬」が処方された。
病院から帰宅した際は、ややお疲れ気味の表情の、チャロ君だったのだが・・・
粉薬を掛けたフードを差し出すと、
まっしぐらに、完食してくれた(^^)
食欲が戻ってくれたのは、好材料である。
はやく、100%の元気になってネ、チャロ君。