日曜の朝、午前7時過ぎ。
自宅そばの街路樹では、スズメさんたちが集い、チュンチュンチュンと清らかにさえずっていた。
「雨の降らない休日は、バードウォッチング」が、我々夫妻の新しい生活様式。
「旭山記念公園」に着いたのは、9時03分のことであった。
そこからは、札幌の市街地が一望できる。
夜になると、恋人たちが愛と平和を語る、夜景スポットのひとつである
札幌ドームの大きさに、いまさらながら、感心する。
そして、9時24分。
この日出会った「第一鳥」は、なんと「ミヤマカケス」さん
「ジェージェー」と、やかましく鳴いてくれた、この鳥さん。
その声にふりむけば、彼(もしくは彼女)が、そこに居たのでありました(^^)
「すごい目ヂカラだ!」と思ったのもつかの間。
帰宅して写真を精査すると、「目」だと思ったのはどうやら、カブった「山ぶどう」だったのでありました🍇
9時30分。
お次は「ゴジュウカラ」さんとの、出会い。
彼(もしくは彼女)は、植物の実を目ざとく拾い上げ、食していたのでありました。
「ヒヨドリ」さんを見つけたのは、9時38分。
基本「ボサボサ頭」のこの鳥さんだが・・・
今回出会った個体の頭は、際だってボサボサの、パンクヘアーであった。
続いて、10時03分。
「アカゲラ♀」ちゃんが、すぅーっとやって来て、サッサと飛び去って行った。
「エゾリス」さんが樹によじ登っていたのは、10時09分。
10時13分。
園内の「森の家」に立ち寄り、小用を足す。
そこにあったホワイトボードによると、この公園では👆の種類の野鳥が観察できるのだという。
ああ、「メジロ」「クマゲラ」「コゲラ」「ウグイス」「ヤマゲラ」「シマエナガ」「マヒワ」「キクイタダキ」「オオアカゲラ」・・・
ああ、いつの日か。
ぜひとも、出会ってみたいものだ。
10時27分。
木の実をむさぼる「エゾリス」さんの指は、華奢な女性のそれのように、意外にも色っぽい。
10時43分に、黒ネクタイの「シジュウカラ」さんを撮影し・・・
我々夫妻は、10時54分にこの公園を後にし、次なる「探鳥地」へと向かったのでありました。
昼食を経て、「北海道神宮」に着いたのは、12時44分。
ココは、👆の種類の鳥さんを観察できる、なかなかの鳥見スポットなのだ。
13時17分。
最近、個人的には観察頻度の多い「ゴジュウカラ」さんを、まず見つける。
そして、13時30分。
てちてち歩き、円山公園内の池に目をやると。
多くのマガモさんに混じり・・・
奥の方に、ちょっと違う鳥を、発見
それは「オシドリ」さんである。
そのまあるい瞳は、手塚治虫先生が描く女性のように、つぶらで輝いている。
この季節ゆえか。
派手な繁殖羽を纏う♂さんの姿は確認できなかったが、この鳥さんの愛くるしい表情は、私のハートを鷲掴みにして、離さない。
目をつぶったその表情までもが、これまたキュートなのだ。
ああ、オシドリという鳥の可憐さに、なぜいままで気づかなかったのだろう
「繁殖羽になった派手な♂さんを、しっかりと撮影する」。
それが、私の、当面の課題というか、願いである。