東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

秋冬野菜の種まき,植え付け(2)

2011年10月03日 | 野菜:葉菜

 10月に入りだいぶ涼しくなりました。この10月、畑では秋冬野菜の種まきや間引き,田んぼでは稲刈りが始まります。とても忙しい季節ではありますが、気候もさわやかで収穫もできるので一年で一番良い時期ではないかと思います。今回は、ユギ・ファーマーズの仲間と前回の秋冬野菜の種まき植え付けに続いて、種まきや植え付けをしました。今年も去年と同様に野菜がたくさんできると良いと思います。

        長ネギの種まき後、被土             被土後、籾殻を敷く
 

 種まきや間引きは、仲間と共に平行して作業しました。間引きしたのは、前回種をまいて芽が出た、小松菜,ニンジン,大根です。種をまいたのは、春菊,小松菜,長ネギ,チンゲンサイ,しゃくし菜,壬生菜,京菜などです。小松菜は時期をずらして種を三度まきますが、今回は二度目の種まきです。長ネギは去年春に種まきしましたが、今年は秋に種まきしてみました。

            長ネギは、スズメの砂浴びに使われないように不織布を被覆


 これからの時期、次々に野菜の芽が出てきます。これら芽が出た野菜は、やはり次々に間引きする必要があります。間引きしないと、茎がひょろひょろの野菜になります。すると、病気にもなりやすくなりますし害虫にも食べられやすくなります。野菜の種類に応じて、間引く間隔や間引く回数がほぼ決まっています。たとえば、大根は2~3回間引いて最終的に1本/株にします。

       混んだ大根の芽を間引く         大根は2~3回間引いて一本に
 

 野菜の種まきをしたり間引いたりしている間、Tさんが園芸ショップで買ってきたラズベリーの苗を畑に植え付けました。私の家で昔、ブラックベリーを育てていたことがありました。野生に近い品種だったので茎にバラのようなトゲがあったのを覚えています。実は黒く、ジュースにして飲んでいました。

      ラズベリーの苗を植えるTさん      里芋の収穫、小さな芋がたくさん
 

 種まきや植え付けが終わる頃、収穫もしました。収穫したのは、里芋,長ネギ,ナス,モロヘイヤなどです。里芋は小さな小芋が沢山付いていました。収穫物は参加者で均等に分けました。一方で、夏野菜の畝を壊して残渣を取り除いて耕運機で耕しました。この畝には来週あたり、私の好きな野菜の一つであるのらぼう菜の種でもまこうかと思います。

                夏野菜の畝を崩して、耕運機で耕すMさん

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする