東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小豆の刈り取り,秋野菜の収穫他

2011年10月30日 | 野菜:豆類ほか

 深夜勤務明けでしたが、眠い目を擦りながら畑に行きました。今回はユギ・ファームのメンバーが集まって、小豆の刈り取り,秋野菜の収穫,そして冬春野菜の植え付けなどをしました。最初は主に小豆の刈り取り作業をしました。先日、小豆を干す竹を組み立ていたので、今回はすべての小豆を刈り取ってその竹に架けて干しました。

               小豆を根ごと何本か抜き取っては結束


 小豆の収穫方法は大豆とほぼ同じです。根ごと抜き取って逆さにして干す場合もあります。しかし、この同じ場所に麦の種を近日中に蒔きたいので、抜き取った小豆を何本か結束して竹に架けて干す方法をとりました。カラカラに乾くと脱穀して小豆を収穫します。

        小豆を根ごと引き抜く          結束した小豆を竹に架けて乾燥
 

 小豆の刈り取り作業が終わると、今度はいろいろな野菜の収穫や間引きをしました。間引きしたのは大根です。前回の農作業では3~4本に間引きしましたが、今回で一本立ちにしました。12月頃には立派な大根が収穫できることでしょう。

             最後の大根間引き作業、間引いた大根は葉を食べる


 一通り作業を終えると昼食にしました。私は深夜勤務明けでしたので、飲み物だけは持っていましたが食べるものが無くて皆さんにいただきました。ご馳走様でした。暖かい日差しのポカポカ陽気の中で談笑しながらの楽しい休憩でした。

               ポカポカ陽気の中で、談笑しながらの楽しい昼食


 昼食後、私は見学の方に東京都指定の「八王子堀之内里山保全地域」を案内しました。私はこの保全地域のほとんどに何がしかの関わりをしてきたので、どの畑や田んぼも懐かしい思い出があります。いろいろな辛苦を思い出しながら、見学の方に説明をして歩きました。案内後に私は耕運機を動かして、小豆を刈り取った畑を小麦の種が蒔けるように耕しました。

     刈り取った後の小豆畑          大型耕運機で小豆畑を麦畑に
 

 私が耕運機を動かして小豆畑を麦畑に変えている間、ユギ・ファームの仲間はブロッコリーの植え付けやレタスの植え付けなどをしました。うまく育てばブロッコリーは来春に収穫できます。そして、レタスはこの冬に収穫できるか、遅くとも来春には収穫できます。

       20cm角に移植線を引く             レタスの苗を次々に移植      
 

 レタスの植え付け後、持って帰る野菜をいくつか収穫しました。今回収穫した野菜は、小松菜,大根葉,春菊,里芋,カブ,ナスなどです。途中Hさんが来たので、アピオスを一株掘ってみると立派な芋ができていました。さらに先日埋めたクルミを試しに掘ってみると、果肉が腐ってクルミ殻が出てきました。水で洗うと立派なクルミでした。来月はさらにチンゲンサイ,京菜,壬生菜,ニンジン,サツマイモ,ニラなどが収穫できそうです。そして12月になればキャベツや白菜も収穫できそうです。

                             暖かい日差しを浴びながらレタスの苗を植えつける

コメント (1)
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