これまで、3回に分けて畑前の急斜面の草を刈り取ってきました。今回は最後の仕上げとして、刈り取って干したままにしていた雑草を綺麗に取り除きました。取り除くと行っても、熊手を使って斜面の最下部に降ろすだけなのですが。
熊手を使って、乾いた雑草を丸めるようにしながら下に降ろす
この急斜面を草刈りするときは、等高線に沿うように横に移動しました。しかし、乾いた草を下に降ろす時は、急斜面を上下に移動するので草刈り以上に足腰が疲れます。斜面上の石ころもごろごろ転げ落ちるので注意が必要です。上から下へと雑草を丸めるようにして降ろします。
最上段の草をかき集める 草を丸めるようにして下へ降ろす
私が子供の頃は、このような土手や斜面は草を上から下へ降ろすことはしないでそのまま焼いていました。急斜面の乾いた草に火をつけて焼いていました。この野焼きにはそれなりの技術が必要です。風がない曇った日に焼いていたように思います。誤った野焼きをすると山火事の危険性があります。私が小学生の頃の帰り道、火が帯のようになって焼けていく山火事を見たことがあります。
草刈りを終わり干した草を降ろして、綺麗になった急斜面
10年以上前のこの急斜面の草刈り方法は、数人が並ぶようにして手分けしてカマで草刈りしていました。しかし、10年ほど前から私だけが草刈りするようになりました。綺麗に刈り取ったこの急斜面はとても日当たりが良いため、冬の日向ぼっこには最適です。来年から私は刈り取りできないため、この斜面がどうなるのかちょっと心配です。
冬の日向ぼっこに最適の急斜面、この冬もこの斜面で寝よう