東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ひかり観音と「古代の光」伝説との関係(1) 検証編

2014年02月15日 | ふるさと

 今日も、昨日と同じ六道地蔵に来ました。昨日は柳井市の琴石山ウォーキングのための事前調査でしたが、今日はひかり観音からの光を観測する地点を探索するために来ました。ひかり観音からの太陽光線の反射光は、仰角が小さい柳井方面から先に見え始めると思われるからです。特に高度が高い山です。三ヶ岳が良いのですが、毎日早朝に登って観測するのは困難です。このため、三ヶ岳より少し低い六道地蔵が有力なを観測候補地点です。

   A:茶臼山古墳から見たひかり観音       D:道路工事現場からみたひかり観音
 

 観測地点の探索は、最初平生の磯崎からスタートして次に茶臼山古墳に来ました。下画像のアルファベットA~Kは、ひかり観音がよく見えた個所で観測候補地点です。ちなみに、A:茶臼山古墳,B:柳井病院,C:片野川土手,D:道路工事現場,E:六道地蔵,F:お大師様,G:丘の上公園,H:柳井中学校,J:余田中心部,K:臥龍梅近くのため池です。

   E:六道地蔵広場からのひかり観音          G:丘の上公園からのひかり観音
 

 下画像の上赤線はひかり観音の岩面が向いている方角(東の-8°)です。この線上に太陽が上っていると、この線上のどこかに太陽光線の反射光が照らされます。下赤線はひかり観音の岩面から東の方位線です。春分/秋分時にはこの線上の東から太陽が昇ります。

         柳井市をあちこち走りまわって探した観測地点候補 ※橙線は今回通った道


 柳井市で最も南に位置している、ひかり観音が見える位置はBの柳井病院でした。駐車場からよく見えました。それより南は赤子山がさえぎるため見えません。もっとも北の位置はIの伝源義経の供養塔でした。
 観測地点で一番期待できるのは、余田地区の広い田んぼの中です。J~Kの広い範囲に渡ってひかり観音を見ることができます。J,Kの両端で同時に二人で観測すれば、光の移動速度が分かると思います。次に田布施と平生に行って観測地点を探しました。

  I:伝源義経の供養塔から見たひかり観音     J:余田の田んぼから見たひかり観音
 

コメント
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