お昼休憩を取った後、さらに室積海岸の砂浜を歩こうかと思いました。しかし、午後もだいぶ過ぎていたため引き返すことにしました。この周辺を車やバイクで通る時、休憩のためMaxvaluに寄ることがあります。そのMaxvaluが遠くないと思われたため、少し歩いて国道188号線に行きました。途中お地蔵様8が安置されていました。しばらく歩くと、Maxvaluが見えてきました。次回、この付近の史跡巡りウォーキングをする時は、このMaxvaluを起点にしようと思います。Maxvaluを見つけると、再び室積海岸に戻りました。海岸の砂浜は通ったので、昔から使われてきた古い街道を歩いて戻ることにしました。この街道にも少なくない数のお地蔵様が安置されていました。
フィッシングパークから千坊山方面を振り返って
室積海岸に戻る途中に室積海水浴場の案内柱がありました。また、少し歩くと日本之名松100選出記念碑が立っていました。そして、街道をどんどん歩いていると、壁と一体化したお地蔵様9とそれを覆うような屋根がありました。この地区の方々がお地蔵様を大切にしていることが分かります。地域によっては、屋根が朽ち果てたお地蔵様があります。もっとひどい場合は、お地蔵様自体が捨てられることにあるのです。
室積海水浴場の案内 日本之名松100選出碑 壁と一体化お地蔵様9
普賢寺へと向かう古い街道を歩いていると、この界隈は昔、相当栄えていたことを彷彿させます。マリア幼稚園を過ぎた頃から、趣のある家が次々に現れました。庭を綺麗に花で飾った家が少なくないのです。この街道は、島田や三井方面から普賢寺に向かう人々で賑わったのに違いありません。道をのんびり歩いているとレンガ作り小屋に安置されたお地蔵様10に続いて、屋根がないお地蔵様11がありました。
レンガ作り小屋のお地蔵様10 屋根なしのお地蔵様11
お地蔵様とお地蔵様の間隔が狭いため、昔から地域の方々に大切にされ続けたのでしょう。どれ一つとして苔むしたお地蔵様はありませんでした。ただ、お地蔵様の維持には苦労しているようで、木製小屋や瓦屋根に安置されているお地蔵様はありませんでした。傷みが少なく維持しやすいコンクリート製やブロック制の小屋、良くてレンガ作りの小屋が散見されました。
お地蔵様12 お地蔵様13 フィッシングパーク
お接待をいただいたお年寄りに再度お礼を言おうと思いたち、西ノ浜大師堂に寄ってみました。しかし、誰もいませんでした。その後、フィッシングパークに向かって歩きました。フィッシングパーク周辺は昔、誰も住んでいなかった土地だったのでしょう。お地蔵様がまったくありませんでした。フィッシングパーク周辺の港を見てから駐車場に戻りました。そして、我家に帰りました。
下見した、室積海岸に沿う史跡巡りコース