静かな五月連休が終わりました。毎年今の時期は、野菜の種や苗を植えたり、また伸びた雑草を刈り取るなど忙しい日々が続きます。そんな忙しい毎日ですが、花壇に行くと少しばかり心が癒されます。
と言うのも、花壇は春の花が満開だからです。これらの花たちは秋冬に種をまいたり球根を植えたりして、冬から初春にかけて世話をしました。特に、種まきからの栽培が比較的難しいひなげし(ポピー)が、薄紙のような花をたくさん咲かせてとても嬉しいです。世話をかけた甲斐がありました。
花びらが薄紙のようなひなげし(ポピー)の花
数年ぶりに種を蒔いた花菱草は、花が無数に咲いています。鮮やかで目が眩しいほどです。種が売っていないためか、田布施で栽培している人は少ないようです。室内小型温室で種まきから育てたビオラが、こんもりと盛り上がるように花を咲かせていました。バンジーほど花が大きくなく鮮やかではありませんが、たくさんの花が咲き乱れている姿は見事です。
無数に咲く鮮やかな花菱草 盛り上がるように咲くビオラ
球根から育てたアネモネとラナンキュラスは、花が散り始めました。アネモネは花期が長いのか、1ヶ月の間次々に蕾が立ち上がっては花を咲かせていました。もう少しすれば茎が枯れてきます。そうなれば、両者ともに球根を掘り上げます。両者共に球根は湿気に弱いです。そのため、掘り上げた球根はすぐに天日干ししなけれはなりません。ところで、アヤメやジャーマンアイリスが代わりに咲き始めました。これから梅雨にかけてたくさん咲いてくると思います。
ラナンキュラス アネモネ 咲き始めたアヤメ