東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

茶棉と緑綿の種まきを済ませる

2020年05月19日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先週種まきを終えた洋棉(バルバゼンセ)が次々に発芽し始めました。茶綿と緑棉も、今日までに種まきを済ませました。ちなみに、棉をを育てる畝は数日前に作っておきました。これで、今年育てる棉の種まきをすべて済ませました。雨が降って畝が十分湿っているため、一週間後には発芽すると思います。

         数日前、茶棉と緑棉を育てる畝を作る


 去年は、今年栽培する品種に加えて和綿と灰棉も栽培しました。ところが、仕事やボランティアなどで忙しく、各棉の仕分けを間違えたり混在させてしまいました。そのため、今年は棉の品種数を絞ることにしました。和棉を止めて洋棉(バルバゼンセ)にしたのは、より細い糸を紡ぐためです。

  畝に巻き尺を張る     種をまく植穴     1m間隔で植穴
  

 各棉には色以外に特徴があります。白い洋棉(バルバゼンセ)は、繊維が細く長いため世界で最も多く栽培されているとのこと。エジプト綿とも言うようです。茶綿は繊維の長さが短く、紡ぎがやや難しいです。緑棉は緑と言うよりも萌黄色でしょうか。ただ、色がとても退色しやすいので日陰で保存しなければなりません。各棉は共に9月下旬から綿を収穫できます。

       茶綿の種子            緑棉の種子
 

コメント
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