東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

育苗したインド藍の苗を植え付け

2020年05月05日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 去年試しにインド藍(豆科)を育ててみました。日本で藍染めに使うタデ藍は11月には枯れてしまいますが、インド藍は霜が降るまで枯れません。意外に寒さに強いようです。結局藍染めには使わなかったのですが、今年は使えるかどうか試してみようと思います。寒いと発芽率が悪いようなので、小型室内温室で発芽させて育てた苗を植え付けました。豆類は移植に弱いので、ちゃんと根付くかどうか心配です。

         インド藍の苗を、専用の畝に植え付け


 インド藍は暑さに強いと思われます。そのため、畑の中で一番暑く乾燥しがちな場所に畝を作りました。昨日雨が降ったため土が柔らかく、容易にクワで畝を作ることができました。畝を作った後、レーキで鞍型に整形しました。畝作りが終わると、巻き尺を畝に引きました。そして、1mの間隔で印を付けました。

  平クワで畝作り     レーキで畝を整形    巻き尺を張る
  

 箱苗に種まきしたのは3月中旬です。やはり寒さに弱いのか、それほど大きく育ちませんでした。その幼苗を畝に1m間隔で植え付けました。植えた苗はマメ科特有に葉をしています。うまく育てば2m位の高さに育ち、葉もたくさん出ます。その葉を収穫して藍染めしようと思っています。うまくいくでしょうか。去年の夏に生葉染めしてみましたがいまいちでした。苗が根付かなければ、種まきからやり直してみようと思います。

   育てたインド藍の幼苗         畝にそっと植え付け
 

コメント
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