東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小麦畑の草刈り、小麦の開花

2015年04月28日 | 麦,穀類,雑穀

 ここ数日間、草刈りばかりしています。今はまだ春ですので、それほど草は伸びていません。しかし夏になると、草はどんどん伸びてきます。夏の草刈りは、まさに苦痛な作業です。
 さて、今回は麦畑の草刈りをしました。麦畑は道路に面していますので、通る人の目があります。このため、道路際はいつも綺麗に草刈りをしておかなければなりません。

  草刈りする前の麦畑、右側は舗装道路      草刈りが終わって綺麗になった麦畑
 

 この麦畑で栽培している麦は小麦です。その麦を手に取ってみると、どの麦の穂も花が咲いていました。小麦はお米と同じで、花はとても地味です。虫媒花ではなく風媒花ですので、花を綺麗に咲かせて虫を呼ぶ必要がないのです。この花の咲き具合ですと、初夏には収穫できそうです。小麦の品種はミナミノカオリでパン用なのですのでパンにして食べると美味しいですが、うどんやクッキーなどにも使えるのではないかと思います。

          花が満開中のパン用小麦(ミナミノカオリ)、白い粒は雄しべ


 麦畑は周囲の草を刈るだけですので、1時間程度で終わりました。大変なのは、何も栽培していない隣の広い畑です。畑一面に草がびっしり生えているため、とても時間がかかります。また、畑は田んぼにも斜面で節しているため、田んぼに降りて斜面の草も刈りました。斜面中央部の草は、滑り落ちないように足を踏ん張りながら草刈機を使うので疲れます。

    空に向かって伸びる小麦の穂        斜面下の田んぼから見上げた防風林
 

 ところで、この畑の東側には防風林としてクヌギやナラの木を植えています。これらの木は、冬に伐採してシイタケ用の原木に使います。去年は数本伐採しましたが、今年は伐採しませんでした。来年は2本程度シイタケ用に伐採する予定です。草刈りの途中、時々休憩しました。風にたなびく麦の緑や防風林の新緑を見ていると、とても癒されます。

                  目が癒される、風にたなびく小麦の緑


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