陸稲(農林24号:うるち種)の発芽率が90%以上だったので、普通通りに種まきをしました。蒔く場所は、なるべく水分が多めな湿った畑としました。以前サトイモを栽培していた場所です。ここなら、陸稲もうまく育つと思います。ただし林の北側にある畑のため、午後しか日が当たらないのが難点です。
陸稲を種まきする前に、耕運機で畝作り
種まきする前に耕運機で耕しました。この畑は、半ば耕作放棄した畑でしたので雑草が生い茂っていました。このため、ロータリーに雑草が巻きついて困りましたが、なんとか元通りの畑にしました。発芽以降の除草が容易なように、畝間は80cm位にしました。この幅だと、耕運機を使って除草できますので。
陸稲を手に持ってばらまく ばらまかれた陸稲
水田で苗を手植えする場合は、一尺正方植えが標準です。しかし陸稲は畑で育てる稲ですので、麦に合わせて筋まきにしました。なお、この畑で栽培する陸稲は食べることより採種をしたいため余裕をもって三列の筋まきにしました。一週間後には芽が出てくるのではないかと思います。楽しみでもあり、ちゃんと芽が出るか心配です。
余裕をもって三列の筋蒔きにした陸稲
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修理(1/9) 修理(2/9) 修理(3/9) 修理(4/9)
修理(5/9) 修理(6/9) 修理(7/9) 修理(8/9)
修理(9/9)
ようやくギヤケースカバーにはめ込んだホイールハブ軸にボールベアリングを取り付けることができました。これで、修理が一つ前進しました。次に、ホイールハブが外れないようにするリングを取り付けました。このリングはU字方の輪っかが二つ対向するように、ホイールハブ軸に取り付けます。そして、その上からギヤをはめ込むように取り付けます。
U字型リング2個を対向して取り付け ギヤとボールベアリングを取り付け
そして、その上からボールベアリングをはめ込みます。手で押すような弱い力でははめ込むことができません。ボールベアリングを痛めないようにしながらハンマーで叩き込みます。これで、ギヤケース側の修理は完了です。つぎに、ギヤケースにちゃんと入るか仮組みしてみました。しかし、いくら押し込んでも1cm程度の隙間が空きます。いろいろ原因を探すと、ギヤケースカバーに破損したボールベアリング破片が残っていたように、ギアケースの中にもボールベアリング破片が残っていました。
ギヤケースを仮組み込みするも、1cmもの隙間
そこで、仮組みしたギヤケースを外して、ギヤケース内に残った破損ボールベアリグの破片を取り除きました。今回の故障では、三個のボールベアリング全てが破損していました。その破片を取り除くと、今度はちゃんとギアケースを仮組みすることができました。次はいよいよギヤケースを組み込んで、修理を完了させたいと思います。
取り出したボールベアリング破片 破片を取り除いたギヤケース
13日、山口県に帰って初めての公式行事(道普請)に参加しました。田布施町全域の掃除日とのことで、私は草刈りの道具一式を持って参加しました。朝8時に、私は高塔区一班の集合場所に行きました。しかし、今回は草刈りよりも側溝の泥掃除が主でした。スコップなどを持って行けばよったと少し後悔しました。しかし、草を刈る場所があったので、草刈機を使って雑草を刈り取りました。その後、側溝の泥掃除も手伝いました。そこで、年齢が私の一つ上や一つ下の幼友達と出会い、子供の頃の話で盛り上がりました。知らない方々や忘れてしまった方々にも挨拶しました。10時過ぎに解散しました。
側溝に集まる地区の人 側溝の土を運び出している方々
ところで、山口県に戻って水田で稲作する余裕がありません。このため、家の近くにある畑で陸稲を作ってみようと思います。しかし、陸稲の種を入手することは、今やとても困難です。ましてやうるちの陸稲はどこにもありません。この3月に、陸稲の種を売っているお店に行くと、今年からうるちの陸稲を扱わなくなったとのこと。残念です。
4年前に購入して冷蔵庫にストックしていたうるちの陸稲(農林24号)
そこで、4年前に購入して冷蔵庫にストックしていたうるちの陸稲を蒔いてみることにしました。 しかし、冷蔵庫にストックしていましたが4年も経っています。発芽率も当然落ちていると思われるので、4月から発芽試験をしています。この陸稲の種籾を水に浸したのが4月11日で、同じ23日には8割り以上が発芽していました。
4月11日、種籾を浸水 23日には8割り以上が発芽
さらに5月12日まで待ってみると、発芽率は9割以上であることが分かりました。しかも、芽がよく伸びています。冷蔵庫で冷やしてストックしていたのは正解でした。通常のように種まきしてよさそうです。畑の準備が整いしだい。種まきしようと思います。
発芽率は9割以上、芽もよく伸る
先日、木々を整理した畑のさらなる草刈りをしました。陸稲の種を蒔きたいと思っているため、5月中旬までには耕運するまでにこぎつけたいと思っています。先日、草刈りに邪魔な倒木などの木々の残渣を片づけていたので比較的楽に草刈りすることができました。
木々の残渣を片づけた個所を草刈り続行中
今回は、畑の周辺のうち東側の田んぼに面する急斜面も草刈りしました。滑りやすくて体を支えるのがやっとでしたので、三段に分けて草刈りました。最初中段を、次に田んぼに接する下段を、最後に斜面の最上段を刈り取りしました。
斜面最上段を草刈り中 田んぼから見た、草刈りを終えた畑斜面
斜面の草刈りを終えると、最初草刈りを始めた位置に戻って草刈りを始めました。刈り残しがないように、細かな草を飛ばすようにしながら草を刈っていきました。次にこの畑で草刈りするのは、真夏になると思います。それまでに、今回まで草刈りした場所を耕運して、陸稲の種を蒔くことができればと思います。
草刈りを終えて広々とした畑、後日耕運する予定
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引き続いてトラクタの前輪を修理をしています。交換用の新しいボールベアリングをホイールハブ軸に取り付けましたが、どうしてもギヤボックスに深くはめ込むことができません。いくらハンマーでたたいても1cm程度浮いてしまいます。変だなあと思いつつ、はめ込んだボールベアリングをよく見ると、わずかなにゆがんだ隙間が空いていました。
叩き込んでも入らないベアリング ボールベアリングに開いた隙間
その隙間をよく調べると、ボールベアリングが入らない原因が分かりました。それは、破損したボールベアリングの輪の破片が、まだギアケースカバーの残ったままだったのです。これではいくら叩き込んでもボールベアリングがはまるわけはありません。その破片をドライバーでこじるようにして取り除きました。
ギアケースカバーに残っていたボールベアリング破片
取り出したボールベアリングの外周破片を見ると、外周が割れていました。相当に強い力がかかったのではないかと思います。一つのボールベアリング破損に気がつかないでトラクタを使っていたため、もう一つのボールベアリングの歪みがひどくなって割れたようです。ホイールハブ軸にはボールベアリングが二つはめてありますが、一つが壊れてもなかなか破損に気が付かないようです。頑丈にできているのですね。
割れたボールベアリングの外周部 新しいボールベアリングを挿入
破損したボールベアリング外周部を取り除き、新しいボールベアリングを入れました。今度は容易にはめ込むことができました。やれやれ機械の故障修理は推理の連続です。次回、同じような修理をする時が来れば、その時は今よりも早く治すことができそうです。何事も経験です。
今度はボールベアリングを奥まで挿入可
無事ボールベアリングをギアケースカバーに挿入し終わると、こんどは潤滑油を漏らさないようにするオイルシールをはめ込みました。ギアケース内は常に潤滑のためのオイルが満たされていなければなりません。オイルが漏れないようにするのがオイルシールです。新品のオイルシールをギアケースカバーに取り付けました。
オイルシールを取り付け中 取り付け終わったオイルシール
先日草刈した畑には、伐採した木やそれ以前に落ちた木々のかけらがたくさん残っています。このかけらがあると、以後の草刈りや耕運に支障があります。このため、これら木々の残骸を集めて整理することにしました。
生い茂った雑草に覆われて木々の残骸が見えない
畑の南側から木々のかけらを集めました。雑草に覆われているため、地面近くに転がっている木々はなかなか見つけることができません。それでも、雑草の間を探し回ると木々が足に引っかかったりするので分かります。また、足でふんずけると感触で枝などがあることが分かります。
拾い集めている木々 チェーンソーで切断した太い幹
集めた木を運びやすいように、同じ長さになるように切り揃えました。太い幹はチェーンソーやノコギリを使って、細い枝は斧を使って短く切りました。切りそろえた木は後で運びやすいように道端に並べておきました。後日、トラクターのローダーか一輪車で運び出すつもりです。
同じ長さに切りそろえて道端に置いた木
これまで何度か山裾斜面の下刈りをしました。刈り取った笹などは、そのまま天日干しにしていました。しばらく日が経っているので、刈り取った笹などの下草は乾いているはずです。今回、この乾いて軽くなった下草を斜面下にかぐり落とす作業をしました。刈り取った下草をそのままにしておいてもいいのですが、そのままだと斜面は歩きにくい上に次の下刈りのときの邪魔にもなります。
熊手を使って、かぐるようにしながら乾いた下草を下に落とす
しかしながら、使った熊手は柔らかい草用です。作業途中で熊手の間に笹が詰まってしまいます。そのたびに、詰まった笹を取り出さなければなりません。天日干しした笹はまだたくさん残っています。疲れない程度に、今後ものんびりと乾いた笹をかぐり落とそうと思います。
崖下に下草を落とす きれいになった山の斜面
これで山の斜面はだいぶ綺麗になりました。山口県に引越しした時は、足の踏み場もないほどに生い茂っていました。下草を刈り取ってから二週間程度経っていますが、もう新しい笹の芽が出始めています。もう一度草刈機を使って丁寧に刈り取れば、そして、木々の剪定をすれば、さらにこの山の斜面は綺麗になると思います。
歩きやすく見通しが良くなった山の斜面
トラクタの修理がなかなか終わらないので、なかなか畑を耕運できません。このため、3月に耕運した畑にだいぶ草が生えてました。トラクタの修理を待っていては雑草が生えっぱなしとなり種まきすらできなくなる恐れがでてきました。このため、代わりにロータリー付き大型耕運機を使ってその畑を耕運することにしました。トラクタと違って耕す幅が半分程度で、さらに速度が遅いのが難点です。効率はトラクタの1/4程度ではないかと思います。
修理中のトラクタの代わりに、大型耕運機で畑を耕す
ところで50年ほど前、私の祖父は牛を使って田畑を耕していました。子供ながらに「牛ってすごい。その牛を操る祖父はもっとすごい!」と思っていました。春先になると、地域ではあちこちで若い牛が調教されている姿を見かけました。若い牛は調教しないと使えなかったのでしょう。その点、現代の農機具は調教の必要はありません。しかし、排気ガスを出す上にガソリンなどの維持費がかかります。牛は維持費がただです。どちらが自然に優しくエコライフなのか考えてしまいます。月日が流れて今はトラクタ全盛の時代です。牛馬を使っていた時代が無性に懐かしいのでなぜなのでしょうか。
夕刻近く、畑のほとんどを耕し終わる
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トラクタ前輪の修理はなかなかはかどりません。しかし、少しずつではありますが、着実に修理は進んでいます。今回はピニオンギアを分解して交換部品を取り付けた後、再度トラクタの前輪に取り付けました。前回、ピニオンギアの六角ネジが取れずに困りまし。今回、とても粗っぽい方法ですが、万力にピニオンギアを挟んでハンマーでたたく方法で六角ネジを取り外すことができました。
ようやく外すことがてきた六角ネジ 破損したボールベアリングを取り外す
六角ネジを外すと、ピニオンギアからボールベアリングを簡単に取り外すことができました。外したボールベアリングはひどく破損していました。さっそく、注文して手に入れた新しいボールベアリングをピニオンギアに取り付けました。これでまた一歩修理が進みます。
新しいボールベアリングを取り付けたピニオンギア
ボールベアリングを取り付けたピニオンギアを、トラクタ前輪のギアケースに取り付けました。トラクタの下に潜り込む姿勢での作業のためとても疲れます。ピニオンギアをはめ込むと、そのピニオンギアが下に落ちないようにスナップリングを取り付けました。外す時に比べて容易にスナップリングを取り付けることができました。
ギアケースにはめ込んだピニオンギア 取り付け終わったスナップリング
スナップリングを取り付け終わると、ギアオイルが漏れないようにするプラグと呼ばれるオイルシールをはめ込みました。軽くはめ込んだ後、ハンマーで叩き込めばOKです。これで、ピニオンギアの故障修理は終わりました。
最後にプラグをハンマーで叩き込む
ピニオンギアを修理し終わると、車軸が軽く回るようになりました。遅々として修理が進まず嫌になることがありますが、一つ一つ修理が片付くとその都度嬉しくなります。次にギアケースカバーやホイールハブの修理に入ります。これまた困難な作業になると思いますが、放り出さずやり遂げようと思います。
きれいにはめ込まれたプラグ、これでピニオンギアの修理完了
このところ、我家の庭はいろいろな花が咲いています。私は3月まで東京にいたので、どこに何の花が植えてあるのか分かりません。一年間を通して、どんな花がどこに咲くのか記録しておこうと思います。私の好みに合わない花などは、来年にでも撤去しようかなと思っています。
ところで、午後すぐに、甥(私の妹の息子)がお嫁さんを連れてやってきました。来月結婚式で私も出席するつもりです。お嫁さんの初顔合わせで、とても楽しみに待っていました。
綺麗な紫色のアヤメ?紫色の花は少ないので貴重です
庭の一角には、アヤメに似た植物が咲いています。園芸植物の名前はよく知りませんが、ジャーマンアイリスではないかと思います。やや赤い大きな花びらのものと、白色の二つの種類が今咲いています。この種のアイリスは球根がとても高価だったように記憶しています。
薄赤色のジャーマンアイリス 同白色のジャーマンアイリス
果樹園では花が落ちてから3週間位経ちました。小さな実がだんだん大きくなってきました。梅は直径2cmほどになりました。桃は1cm程度になりビワは2cm程度になりました。そろそろ桃は袋を被せなければなりません。近いうちに桃用の袋を買ってきて被せようと思います。なお、私が子供の頃、父親は桃を作って販売していました。当時も袋を被せていましたが、桃用の袋など当時は売っていませんでした。このため、新聞紙切って糊を付けて作っていました。今でもその袋作り作業を覚えています。
そろそろ袋掛けが必要な桃の実 まだ実が青いユスラウメ
ところで、午後一時半頃に甥のM君がやってきました。いつもは両親と一緒に来ることが多いのですが、今回は二人だけでやって来ました。連れてきたのは、この6月に結婚するお嫁さんです。私の母親(M君の祖母)を含めて4人で楽しく談笑しました。M君もお嫁さんもこの朝入籍したとのことで、とてもにこやかでした。今回M君も、ましてやお嫁さんも初めての映像を見てもらいました。M君が三輪車をこいでいるなど、幼少の頃の映像です。これから、幸せで暖かい家庭を築いてもらえたらと思います。お嫁さんの出身はこの田布施町の隣町ですので、今後も機会があれば親しくお付き合いしてもらえたらと思いました。
幸せいっぱいの二人と私の母、楽しく歓談
とても忙しい一日でした。朝は、草刈りついでに柿とイチジクの苗木を植えたりしました。そして、東京から一時的に帰省した小学校の同級生に会いました。午後は、東京から広島に帰省しているユギの知人に釣った魚を分けていただきました。そして、3月まで勤めていた病院の知人から贈り物をいただきました。その後、夕方遅くまで山の下刈りをしました。ほど良い疲れの一日でした。
咲き始めた薄ピンクのツツジ ピン色が濃いツツジも開花
今、庭や山ではツツジやサツキが開花を始めています。一番鮮やかな花は、ツツジです。我家にどのくらいツツジが植えてあるのか知りません。この一年を観察しながら、木々や花を記録しようと思います。そして来年、増えすぎたり茂りすぎた木々を伐採しようと思います。今やみくもに伐採してしまうと、貴重な木々も誤って伐採してしまう恐れがありますので。
購入した柿とイチジクの苗、再来年には収穫できそう
ツツジを一通り観察し終わると、購入した柿とイチジクの苗木を植えました。甘柿は先日伐採した庭木の跡に植えました。今回は、干し柿にするための渋柿の苗木を植え付けました。実が取れるまで3年程度かかりそうですが、大切に育ててみようと思います。
植えたイチジクの苗木 植えた渋柿の苗木
午前11時頃に、我家の裏山向こうにある小中学生時代の同級生が帰省したとのことで会いに行きました。彼は、奥さんを連れて東京から車で帰省していました。彼の母親と合わせて4人でしばらく談笑しました。彼の母親は高齢(93歳)のため今後介護が必要とのことで、この秋の定年後に山口県に帰ろうかどうしようかとのことでした。お互い親の介護が必要な年齢になったのだなあと思いました。
JR大畠駅で、釣ったお魚を分けていただいたMさんとお父様
その後、午後2時半にJR大畠駅に行きました。3月までユギで一緒に農作業をしていたMさんとお父様に会いました。そして、釣り船で海釣りを楽しんだ帰りで、釣ったお魚のおすそ分けをいただきました。ゆっくりお話をしたかったのですが、早々に電車が入車してくるため、挨拶程度しかできずとても残念でした。お魚、美味しくいただきました。
いただいたお魚、特にタイは美味 沖縄から届いた贈り物
JR大畠駅でお魚をいただいて家に戻ると、沖縄からの贈り物が届いていました。送り主は、3月まで勤めていた病院の知人です。彼女は家族を沖縄に残して病院の寮で暮らしている頑張り屋さんです。一緒の病棟にいたこともあり、一緒にホームヘルプ業務をしたので親しかった同僚の一人です。まだしばらくは病院に勤めるようで、家族の待つ故郷の沖縄に帰る日が早く来れば思っています。
最近は午後6時過ぎても明るい日が続いています。4時以降6時頃まで山の下刈りをしました。今回は、日陰のために低い笹が茂っている斜面を刈り取りました。低い笹でしたので、すいすい刈ることができました。刈った笹はしばらく乾かして、軽くなった頃に山から降ろそうと思います。
低い笹が生い茂った斜面を、のんびりと下刈り
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修理(9/9)
交換する部品が来たので修理を再開しました。ギヤケース内のボールベアリングを交換したので、今度はピニオンギヤのボールベアリングの交換を開始しました。最初に、ピニオンギヤの下方でオイル漏れがないようにしているプラグの呼ばれるブラスチック製の丸い部品を取り外しました。下からトラクタを見上げるようにして取り外すので、作業姿勢が苦痛です。
細いドライバを差し込むようにして取り外したプラグ
予想はしていたのですが、このプラグには泥がびっしりと付着していました。このプラグはギヤケースの最下にあるので、泥が沈殿しやすいからだと思います。田んぼの泥のような匂いがしました。泥と油と水が混じったヘドロでした。破損したボールベアリングを外すためには、ボールベアリングが下に落ちないように止めているスナップリングを外さなければなりません。
泥,油,水のヘドロにまみれたプラグ 下側から見えるスナップリング
スナップリングを外すためには、特殊工具スナップリングプライヤーを使わなけれまりません。とても大きなスナップリングのため、無理な姿勢ではなかなか穴に差し込むことができませんでした。何度か試みてなんとかスナップリングを外すことができました。これで、ピニオンギヤのボールベアリングを外すことができます。
スナップリングプライヤーをスナップリングの穴に差し込む
ところで、私が持っているスナップリングブライヤーは小さなスナップリング用です。このため、このトラクターの大きなスナップリングの穴に差し込むことが最初できませんでした。しかし何度か試みていると、ある時すっとスナップリングが落ちるようにして外れました。スナップリングに続いてシムが落ちてきました。このスナップリングとリムでピニオンギヤのボールベアリングが落ちないように支えているようです。
外れたスナップリングとシム 外している途中のボールベアリング
ピニオンギヤに付いているボールベアリングを外すため、ピニオンギヤを下方にたたくとボールベアリングがだんだん下がって落ちてきました。ボールベアリングだけが落ちてくるのかと思っていたら、ピニオンギヤも一緒に落ちてきました。そして、ボールベアリングが付いたままのピニオンギヤがぽとりと下に落ちるようにして外れました。
下に落ちるようにして外れた、ボールベアリングが付いたままのピニオンギア
外れたピニオンギアのベールベアリングを見ると、ベアリング3個のガイドが破損していました。ピニオンギヤに付いているボールベアリングを外そうとしましたが、押さえている六角ネギががっちり食い込んで外れません。力任せに回そうとしてもびくともしません。やれやれまた、修理に暗雲が漂ってきました。
ベアリングが外れた跡の穴 3個のベアリングはガイドが破損
天気が良い日は、もっぱら畑や山の草刈りをする毎日です。しかし、雨の日は外に出られないため、家の中でラジオなどの修理をしています。今回は、牛舎の中に掛けようと思っていた時計が動かないので修理することにしました。1月に修理した時計と同じトランジスタ方式の時計です。この時計は防水のため、野外か船内で使われた時計ではないかと思います。
動かない、トランジスタ方式防水掛け時計
今の時計は、ほぼ100%水晶(クオーツ)方式です。思い起こすと、私が子供の頃は全てゼンマイ式でしたが、中学生の頃にトランジスタを使用した電磁テンプ方式になりました。そして、次に音叉方式時計が開発されました。耳で聞こえる800Hz程度の音が発信していました。当時とても高価で高級な時計でした。しかし、すぐに今のクオーツ方式が開発されて今に至っています。
透明なムーブメントケースを開ける 腐食してボロボロの電池受け
ところで、今回修理したトランジスタ方式掛け時計の動かない原因は、電池受けの腐食でした。電池が漏液して腐食したのだと思います。対策として、薄い銅板を加工して電池受けを作り時計にはめ込みました。電池を入れると、コチコチと動き始めました。
加工前の薄い銅板 加工した銅板に電線を半田付け
私は子供の頃に、壊れたゼンマイ方式柱時計をもらって分解したことがあります。そして、その時計の複雑なギヤ構成に感動した記憶があります。その当時私は、父親が毎晩のようにゼンマイ式時計のネジを巻いているのを見て育ちました。ところが、私が中学生の時、父親が新しい時計を買ってきて珍しく嬉しそうに言いました。「もうゼンマイを巻かなくていい。電池1個で1年時計が動く。」と。その時計は今でも立派に動きますが、トランジスタ方式の時計でした。当時、ネジを巻かなくてよい時計は活気的でした。
これらの体験からか、ゼンマイ式やトランジスタ方式時計にとても郷愁を感じます。コレクションにしているわけではないのですが、ゼンマイ式やトランジスタ方式の古い時計がいくつか集まりました。そして、動かなくなったこれらの時計を修理することがとても好きです。
丸は、腐食した電池受けの代わりに加工して取り付けた個所
このところ畑の草取りや山の下刈り作業で忙しいのですが、時々畑作業もしています。3月に植え付けたジャガイモが、だいぶ葉が大きくなりました。一方、雑草も増えて大きくなりました。このため、合間を見てはジャガイモ間の草刈りをしたり、芽欠きをしたり、土寄せをしています。
耕運機のロータリーを回しながらジャガイモ間の草取り
私がこれまで愛用していた小さな耕運機はユギの仲間のために東京に残してきました。山口県にある耕運機は少し大きいためまだ慣れていません。深く耕耘するには良いのですが、除草のために浅く耕耘するには適していません。また取り回しが重いのでやや使いにくいです。しかし、除草や耕耘のために使っているとそのうち慣れてくると思います。
ジャガイモの各畝を耕耘除草 芽欠き後、平クワで土寄せ
この畑の良い所は、砂質のためサクサク耕耘できることです。今は雨が多いので土が湿気を帯びて重いのですが、好天が続くと耕運機がさらに使いやすくなるのではないかと思います。耕耘除草を済ませると、芽欠きをしました。3本以内/株になるよう余分な芽を欠き取りました。そして、肥料をまいた上に土寄せをしました。一カ月後にもう一度土寄せすれば、6月下旬には美味しい新ジャガイモが収穫できると思います。
耕耘除草、芽欠き、肥料まき、土寄せを終えたジャガイモ畑
ほぼ毎日、山や畑などの草刈りをしていますが、いつ終わるか見当がつきません。父親が草刈りしなくなって3,4年経つので、その間に伸びた草や笹を刈り取っています。今これらの草を刈り取っておくと、この夏秋にずいぶんと楽になります。まだまだ涼しいこの季節に草刈りを終えておかないと、猛暑の草刈りはもっと大変になりますので。
足の踏み場もないほどびっしり生えた笹
山の下から上に向かって刈り取っていますが、なかなか難儀しています。笹だけなら容易に刈り取ることができるのですが、所々にある切り株や倒木を取り除きながらの作業は大変です。それに蚊が出てくるようになりました。蚊を手で振り払いながらの刈り取りです。
笹を刈り取って見通しが良くなった山裾
今回ようやく尾根道にたどり着きました。そして、もともと道でもあった尾根を刈り取りました。これで、山から山へ歩き回るルートの一つを整備することができました。10年ほど前はこの尾根道から我家を見下ろすことができたのですが、すっかり木々が茂って家を見ることができなくなっていました。
草が茂って歩きにくい尾根道 刈り取り後、歩きやすくなった尾根道
山はまだまだあるので、笹刈りはいつ終わるのとも分かりません。山ばかり下草刈りするわけにはいかないので、畑の周りも並行して草刈りをしています。山から下りると、陸稲を作る予定の畑脇の草を刈り取りしました。ここは笹と違って草だけのため、草刈機をチップソーからひも式に取り替えて草刈りをしました。
草刈りする前の畑脇、庭木下に沿って雑草が生える
これまでは水田で稲を作ってばかりで、陸稲を本格的に作るのは初めてです。水分要求量が多い作物ですので、どこに作ろうか迷っています。水分が多めの畑は、日当たりが悪いので陸稲には向きません。里芋の方がいいかも知れませんが。
庭木下に生える雑草を刈り取ってすっきりした畑
続いて場所を移して草刈りをこなしましたが、山も含めて草刈する場所が広大です。一年間を通じて計画的に作業しないと、草刈だけで一年が終わってしまいます。とにかく5月中にすべての草刈りを終えた後に、年間草刈りスケジュールを作ってみようと思います。私のこれまでの経験から、山は年2回、畑や道端は年4回が妥当ではないかと思っています。ただし、草刈りとは別に、まだ何もしていない竹林の管理が一番厄介になると思っています。
畑と竹林の間に生える草 草ばかりなので容易に刈り取り