すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

自分に甘々な格言読み

2014年04月07日 | 雑記帳
 昨年の12月頃に買った雑誌の付録が、積んであった書類の中から出てきた。
 「ビジネス力アップ 週めくりカレンダー」とある。

 特徴は、それぞれの日に「○○の日」と何かしら表記されていること。
 (ちなみに4月7日は「タイヤゲージの日」という、何だかわけのわからない日である。昨日の4月6日は「しろの日」って、単なる語呂合わせか!)

 それから下欄に偉人、歴史的人物の格言が載っていることが、いかにもビジネス系らしい。

 くず入れに即ポイッできず、ちょっとめくってみる。

 これが、なかなか面白い。
 確かに有名人ばかりだが、誰でも知っている格言・名言とは言えないと思う。
 いくつかピックアップしてみる。


 物事の中で最悪なのは決断できないことである(ナポレオン・ボナパルト)

 偶然は準備のない者に微笑まない(ルイ・パスツール)

 人を熱烈に動かそうと思ったら、相手の言い分を熱心に聞かなければならない(デ―ル・カーネギー)



 ちょっと面白いのは、戦国武将の言葉が載っていることだ。


 仕事は自分で探して創り出すものだ。与えられた仕事だけやるのは雑兵だ(織田信長)

 一芸に熟達せよ。多芸を欲張る者は巧みならず(長宗我部元親)



 結構いいことを書いている。

 なんとなく、読んでいて何かを学んでいる気もするが、最後にめくった先週分の格言で、現実にもどされる。


 リーダーシップは水泳に似ている。本から学ぶことはできないのだ(ヘンリー・ミンツバーグ)


 まして、付録のカレンダーの言葉で何かを身につけようなんて、自分に「甘々」なのも度が過ぎる。