すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

桜と寿司と警戒心

2014年04月27日 | 雑記帳
 今年も年明けは豪雪と言われたが,三月下旬から天候がよく一気に雪解けが進んだ。
 そして桜の開花も例年並みになったようだ。
 去年は全体的にその咲きぶりは良くなかったようだが,今年は期待が持てそうだ。

 花粉もいくぶんおさまった気がするので,この春は積極的に花を愛でてみたい。

 と,最初に足を運んだのは北上展勝地。
 一度は行ってみたいと思っていたところだ。

 晴れわたった天気に遠景の山々が映え,新緑の樹木とのコントラストもいい。
 多くの人が訪れたくなる場所だ。
 シャッターも多くきった。

 久々,なんと半年ぶりに写真ブログ「すぷりんぐ+フォト」にアップした。


 「ことしのさくら」と題してみた。いくら続けられるだろうか。
 せめて,五ヶ所は撮りたいと目標宣言しておこう。

 さて,帰路に昼食をとろうと回転すしに寄ってみた。
 地元ではけして行くことのない(笑)チェーン店「K寿司」である。

 ははあこれがと,初めは感心しながら例の特急レーンを見たりするが,なんだか空しくなってくる。
 どこか「食べさせられている」印象が強くなってくる。
 ディスプレイ操作をしながら注文するのは別にこの分野だけではないが,寿司っていうのは違う気がする。

 バックヤードで調理する人がいるのは当然である。しかし,どこかで作り手が顔を見せていてほしい…そんなふうに感じるのは,もはや古いのだろうか。

 別に,目の前に小野次郎がいなくとも,コースが3万円以上でなくともいい。(もちろんそういう世界に身を置くことはないと知りつつこんな 表現することを,どこかで嗤う)

 口に入れるものに対して,直接性,身体性が失われていくことに対して,もっと警戒してもいい気がする。

 これは何かを観るということにも通ずるとも思う。