すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

これも「命」と「夢」があるから

2014年05月04日 | 雑記帳
 連休初日は早起きして,「山の顔」を見に出かける。時期的に山菜はまだ少し早いことはわかっているが,毎年撮っている桜のこともあるので,靄がかかるなか,峠道を越えていつものフィールドである廃校跡に向かう。桜は満開ちょっと手前であったが,朝日に照らされて輝いていた。ここの枝ぶりは本当に好きだ。


 山の恵みはどうかなと,中に踏み入ってみると,まだ笹竹が寝ている状態で,まだまだお日様と仲良くしてから,という感じだ。昨年ほどの倒木はないが,やはり年々荒れてきている様子がわかる。人の手を借りて育ってきたわけではないが,傍に人の姿が見えなくなるとかけ離れていくのだと思う。それが自然だ。


 もう少し足を延ばし,隣の小学校まで行ってみようと思い立った。あそこもグラウンドに何本かの並木がある。長く勤務していたので何度もシャッターをきった記憶がある。案の定,満開であった。駐車した傍の小屋裏に,ある看板が寝かされてあった。通学路に立てかけるものらしい。それを見て,あっと思った。


 黄色と赤のペンキを使った大文字で,交通安全の標語が書いている。これは自分の字だ。この文言を考えたことも思い出した。よく生き残っていたなあ。たぶん15年前。現在の校名は変わっているが,この校舎に転勤してすぐ,古くなった看板を替えようと,用務員さんに下地を作ってもらい,書き上げたのだった。


 「交通安全が守る命と夢」下地のトタンは青系なので,黄色い文字で書いたが「命」と「夢」を赤字にした。夢を出したことにセンスを感じると誰も誉めなくとも(笑)ただ自画自賛。帰り道には,別のフィールドでほんの少しだが山菜を採る。その後はスポ少の大会応援へ。いい連休初日。これも命と夢があるから。


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