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笑いたくなるほど強引な仮説

2014年05月11日 | 雑記帳
 【運動】(うんどう)

 ③体育・保健や楽しみのために身体を動かすこと(広辞苑)



 昨日終わった運動会のことをあれこれ思っていたら,ふと「運動」という熟語が気になった。
 もちろん,上の意味のほかに,物理的,社会的,生物的等々かなり範囲の広い言葉である。
 小学校教員として一番身近なのは,やはりスポーツだろうから,その視点で考えてしまう。

 熟語のでき方のパターンは,大まかに,次のどれか。

 ア、意味の似た漢字を重ねた
 イ、反対の意味の漢字を重ねた
 ウ、上の字が下の字を修飾
 エ、下の字が上の字の目的を示すもの
 オ、上の字と下の字が主語と述語の関係



 イは違うことはわかるが,他はその観点でみるといろいろと想像ができる。

 しかし,たぶんアだろうと予想してみた。

 「運ぶ」と「動く」
 いや「運」と「動」とするべきか。

 「動」の意味の①として「うごくこと。かわること」がある。

 そして「運」の意味の①として「めぐり行くこと」がある。

 つまり,「めぐり行き,かわること」という解釈が一番ふさわしいのではないか。

 そこに「何が」という要素を加えると,「血がめぐり行き,細胞がかわること」と妙に生物学的な意味になってしまう。それは生き物だから当然か。


 熟語のでき方のエやオとしてとらえてみたい気持ちもある。

 つまり,「運」を「動かす」とか「運」が「動く」という解釈も面白いものだ。

 とにかく静止せずに,めぐり行くことで,なにかが変わる。

 それは自分の運が動くということなのだ。

 なんと,笑いたくなるほど強引な仮説になった。