すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

充実した霜月だった

2014年12月01日 | 雑記帳
 人間ドッグ明けの三連休から始まった11月。休みは多かったが4月以来一番充実感のあった期間かもしれない。指導主事訪問を兼ねた校内授業研があり、授業交流月間としての意識的な参観も続き、さらに野口芳宏先生を迎えたセミナーがあり、そして花巻での野口塾で締めくくれた。びっしり中身が詰まっていた。


 授業研究の際に話題になったことで、繰り返し出てくる「グループ(ペア)協議」「遅れがちな子への指導」が気になった。下旬までずれ込んだが、この二つに関し共通の足場がほしいと考え、校長室だよりに少し書こうとした。そのための文献などを当たるなかで、ある程度自分の考えをクリアにできたことも収穫だ。


 熱心な取組みをしている職員集団だと自負している。しかし教育現場の中ではどうしても目の前の事象にとらわれ、本来の目的を見失いがちになる時がある。そういう時に、本質や原点にきちんと戻って検討し、現実と折り合いをつけられるような意識づけをできるか…言うは易し行うに難しであるが、それが職務だ。


 自分に課している広報活動も順調にできたと思う。ブログの授業日更新、学校報の週1ペースの維持。当然、継続的な読み手獲得は大きな目標ではあるが、数値を気にすると、ペースが乱れることも多い。今後は「見出し」のつけ方が一つの課題だなと、野口塾でNIE実践を取り上げた田村先生の発表に気づかされた。


 読書は相変わらずの乱読が続いている。仕事のため、楽しみのためとくっきり分けてはいないが、傾向は二極化しているかなあ。私事ではかなり大きな決断があった。その出来事に絡むことを、野口先生が講座で取り上げられ、ちょっと因縁めいたことを覚えた。こうして時代は移っていく。師走を日々噛みしめたい。