「2014読了」128冊目 ★
『山中伸弥先生に、人生とips細胞について聞いてみた』(山中伸弥 講談社)
「やさしい語り口で、中学生から読める」と大きく本の帯に書かれている。
これなら理科オンチ、科学オンチの自分でも大丈夫かなあと思ったが、全般を通して(特に後半部は)、一定の知識がないとちょっとつらくなる部分もあった。
本で紹介されているエピソードは、ノーベル賞受賞時にいろいろと報道されていたものも多く、必ずしも順調に来たわけでないことは知っていた。題名にある「人生」はほとんどそこで言い尽くされているようであり、どうしてもIPS細胞発見前史のようになってしまうのは致し方ないか。
第2部のインタビューの冒頭は興味深かった、
アメリカから帰った後、なかなか成果を出せずに苦しみ、自己啓発の本などを読みこみ、次のように自分を納得させたこと。
「高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです」
それから「研究の継続性」に悩んでいたときに、利根川進先生に励まされた一言。
「面白かったら自由にやったらええんやないか」
「2014読了」129冊目 ★
『ビートたけし童話集 路に落ちていた月』(ビートたけし 祥伝社黄金文庫)
ビートたけしが、ふつうの童話を書くわけがないだろっと思いながら、ページをめくったら、これは、いわゆるネタ本のようなものだとわかった。
たけしワールドであることは確かだ。
まあ、単なるダジャレめいたものはないが、パロディ、ブラックジョーク等の類だ。
思わずニヤリとしたのは…
信長・秀吉・家康の「鳴かぬなら」の句に続いて、こうおとす。
長嶋さんは「鳴かぬなら、自分が鳴きますホトトギス」と言った。
思わずわらってしまったのは…
自殺の名所で、あまりに有名になったので増え続け、そこに張り込んでいた新米のお巡りさんが、一人の女が飛び込もうとするのを、急いで捕まえて、思わずこう放ったという。
「お前だろ、ここで毎日自殺してんのは」
『山中伸弥先生に、人生とips細胞について聞いてみた』(山中伸弥 講談社)
「やさしい語り口で、中学生から読める」と大きく本の帯に書かれている。
これなら理科オンチ、科学オンチの自分でも大丈夫かなあと思ったが、全般を通して(特に後半部は)、一定の知識がないとちょっとつらくなる部分もあった。
本で紹介されているエピソードは、ノーベル賞受賞時にいろいろと報道されていたものも多く、必ずしも順調に来たわけでないことは知っていた。題名にある「人生」はほとんどそこで言い尽くされているようであり、どうしてもIPS細胞発見前史のようになってしまうのは致し方ないか。
第2部のインタビューの冒頭は興味深かった、
アメリカから帰った後、なかなか成果を出せずに苦しみ、自己啓発の本などを読みこみ、次のように自分を納得させたこと。
「高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです」
それから「研究の継続性」に悩んでいたときに、利根川進先生に励まされた一言。
「面白かったら自由にやったらええんやないか」
「2014読了」129冊目 ★
『ビートたけし童話集 路に落ちていた月』(ビートたけし 祥伝社黄金文庫)
ビートたけしが、ふつうの童話を書くわけがないだろっと思いながら、ページをめくったら、これは、いわゆるネタ本のようなものだとわかった。
たけしワールドであることは確かだ。
まあ、単なるダジャレめいたものはないが、パロディ、ブラックジョーク等の類だ。
思わずニヤリとしたのは…
信長・秀吉・家康の「鳴かぬなら」の句に続いて、こうおとす。
長嶋さんは「鳴かぬなら、自分が鳴きますホトトギス」と言った。
思わずわらってしまったのは…
自殺の名所で、あまりに有名になったので増え続け、そこに張り込んでいた新米のお巡りさんが、一人の女が飛び込もうとするのを、急いで捕まえて、思わずこう放ったという。
「お前だろ、ここで毎日自殺してんのは」