「2014読了」129冊目 ★★
『人は「感情」から老化する』(和田秀樹 祥伝社新書)
思うことと行動のギャップが広がってくることが老化、というような考えをしばらく前から持っていた。
どちらかと言えば、老化は行動に表れるのだと。
だから、なんとなく体力、気力だよなあと大雑把に括っていた。
この著が、気力の一部?要素?と言っていいだろう「感情」を取り上げて書いていることを読み、納得した。
高齢者、老年医学を専門とする精神科医である著者は、数多い臨床例から「感情の老化」があらゆる老化の大本、最大の元凶と言い切っている。
ではどうすればいいか。
自らに言い聞かせるためにまとめてみれば、原因とされる三つの原因を取り除く、または取り除かないまでも遅らせるということになるだろうか。
原因は次の三つ。
①前頭葉の老化
②動脈硬化
③セロトニン(神経伝達物質)の減少
対策は「前頭葉を使いつづける」「健康管理を徹底する」「食生活に留意する」となろうか。
あまりに平凡、あまりに漠然としている。
これを具体的に砕いてみると、こうなるか。
①好奇心維持
②体重減少
③適度な肉食
③は大丈夫だが、②は結構難しい。①が一番の課題となってくるのだろうか。
アイデアや提言は、この本の中にたくさんあふれている。
突き詰めて言えば、上の三点を満たす「思考習慣」「行動習慣」と言えるだろう。
自分には出来ているのか。
巻頭にあった30項目の『「感情老化」度テスト』をやってみて、採点してみた。
総点が実際の年齢より上の人は要注意!だそうだ。
なっ、なんと47歳。
10歳以上も若いなんて…えっ、予想外。
しかし今までは良かったが、この後どうなるのか、ちょっと不安になってきた…とこう思うのが、感情の老化。
血管年齢は高いけれど、感情年齢は40代だぞ!と言いふらすぐらいでなければいけない。それが前頭葉を刺激する。
しかしまた、それをいつまでも言い続けているとすれば、老化である。
『人は「感情」から老化する』(和田秀樹 祥伝社新書)
思うことと行動のギャップが広がってくることが老化、というような考えをしばらく前から持っていた。
どちらかと言えば、老化は行動に表れるのだと。
だから、なんとなく体力、気力だよなあと大雑把に括っていた。
この著が、気力の一部?要素?と言っていいだろう「感情」を取り上げて書いていることを読み、納得した。
高齢者、老年医学を専門とする精神科医である著者は、数多い臨床例から「感情の老化」があらゆる老化の大本、最大の元凶と言い切っている。
ではどうすればいいか。
自らに言い聞かせるためにまとめてみれば、原因とされる三つの原因を取り除く、または取り除かないまでも遅らせるということになるだろうか。
原因は次の三つ。
①前頭葉の老化
②動脈硬化
③セロトニン(神経伝達物質)の減少
対策は「前頭葉を使いつづける」「健康管理を徹底する」「食生活に留意する」となろうか。
あまりに平凡、あまりに漠然としている。
これを具体的に砕いてみると、こうなるか。
①好奇心維持
②体重減少
③適度な肉食
③は大丈夫だが、②は結構難しい。①が一番の課題となってくるのだろうか。
アイデアや提言は、この本の中にたくさんあふれている。
突き詰めて言えば、上の三点を満たす「思考習慣」「行動習慣」と言えるだろう。
自分には出来ているのか。
巻頭にあった30項目の『「感情老化」度テスト』をやってみて、採点してみた。
総点が実際の年齢より上の人は要注意!だそうだ。
なっ、なんと47歳。
10歳以上も若いなんて…えっ、予想外。
しかし今までは良かったが、この後どうなるのか、ちょっと不安になってきた…とこう思うのが、感情の老化。
血管年齢は高いけれど、感情年齢は40代だぞ!と言いふらすぐらいでなければいけない。それが前頭葉を刺激する。
しかしまた、それをいつまでも言い続けているとすれば、老化である。