すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

冬になると沁みてくる歌声

2014年12月14日 | 雑記帳
 何故か自分でもわからないが、BSのドラマ「キャロリング~クリスマスの奇跡」という番組を見続けている。ストーリーも特別ではないし、出演者の演技ははっきり言って下手だし…ただ主題歌で広瀬香美の声が聞こえてきた時、「ああ冬だなあ」としみじみ思った。そういった雰囲気を醸し出す歌声はあるものだ。


 車に乗ると通勤時間がほとんどないので音楽も聴けずじまいの毎日である。わずかに出張などがあった場合に、ふらっと聴こうと思いカーオーディオをつける。で、先日ああ聴きたいと浮かんだのは『嘆きの雪』という曲。小谷美紗子の強さは独特だ。夏にはけして聴こうと思わなかったが、寒くなると沁みてくる。


 もう一人、冬向けといえば平原綾香だ。この頃、アルバムを買っていないが、デビューから数作は全部買ってある。そのなかでも2枚目の『BLESSING 祝福』が最高である。冬、吹雪の中を運転していてこの曲ほどマッチするのは、めったにない。と極めて個人的な見方(聴き方)を披露した。全部、女性歌手か。


 女性ボーカル好きとはそんなに意識したことがなかった。しかし、今年後半に買ったのは竹内まりやだけだし、先週久々に注文したのは『昭和の歌』だし…これは泉谷しげるとのデュエットとなっているが、実質は女性ボーカルによるカバー集だ。聴いてみるとこれがなかなかいい。妙齢の方々が多いようですが。


 やはり大竹しのぶ『黒の舟唄』がいい。夏木マリが憂歌団の『胸が痛い』を歌っている。実に渋い。彼女のキャラクター(どんな?)にぴったりと合っている。『ヨイトマケの唄』に参加している佐々木秀実は知らなかったが,すごく魅力を感じた。そうしたらなんと,男性!シャンソン歌手。CDをさっそく注文した。