すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

移す本,すれ違う本,戻す本

2014年12月30日 | 雑記帳
 夏休み,冬休みの2回ぐらいは本の整理をしているつもりだ。つもりと書いたのは,結局「整理」までたどり着かずに,ほとんど場所移動のみということになる。大まかに三つに分類する。書斎に置くもの→寝室書棚に置くもの→二階の書庫に置くもの,買った時期,使う頻度によって,こんなふうに分けている。


 整理下手のうえに,量的にも多い書籍なので,あまり分類などはしないが,教育書とそれ以外には分けている。ふと思い立って,教育書以外を著者別にしてみようと片づけに入った。二階に手をつければ収拾がつかないので,二つの書棚で行う。多いのは内田樹,糸井重里,そして当然最近の本はないが池田晶子である。


 前もあったが,同じ本が2冊あることに気づく。以前読んだのを忘れて再び買うドジだ。しかし,忘れているわけだから何度読んでもいい。出版業界が儲かったと思えばいいか。ちなみに今回の発見は次の三冊。『呼吸入門』(斎藤孝)『いじめの構造』(森口朗)『なぜ辞書を引かせると子どもは伸びるのか』(深谷圭助)


 残念なのは,読みかけたまま進まない本。結構あるようだ。昨日書いた『失敗の本質』(野中郁次郎,他)『日々の暮らし方』(別役実)『養生訓・和俗童子訓』(貝原益軒)…どうも難しいものは瞼が重くなって長続きしないようだ。これは仕方ないか。順番に読むのが駄目なら別のアプローチでもよいかと思いついた。


 整理をしていると,再読したいなあという本にも出会う。この感覚は結構好きだ。題名だけでなく,きっと内容のなかに惹かれる部分があったからこそ,手を伸ばしてみたくなるのだと思う。今回,書斎にカムバックさせた本は『アランの幸福論』『幸福に驚く力』『人は人によりて人になる』『感動の初動教育法』