すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

五月、しまいに揺さぶられる

2015年06月01日 | 雑記帳
 好天続きはよかったと思うが、これほど気温が高かった五月はかつてなかったのではないか。ここ数年、春や秋が極端に短くなってきたようで、なんとなく亜熱帯傾向が実感されたようなひと月だった。連休後は慌ただしく過ごした気がする。残念ながら仕事に追われているモードであり、処理的な脳の使い方だった。


 転任してきた昨年度より、忙しさは70,80%アップだろうか。本来なら流れもわかって余裕が出るはずなのに…。学校を取り巻く外的要素?があまりに多く負担感が増している。こういう中で学んだ教訓は「早く手をつける」こと。とにかく勢いでやれるところまでやってしまうと、締切が迫ってもそんなに慌てない。


 では、ゆとりはなかったのかというと、そういうわけでもない。月半ばまでは山菜とりにも出かけたし、同期会DVD作成も進んだし、月末は毎回参加している復興イベントにも足を運んだ。それなりの「収穫」はあったのだ。特に先週末は「初めて」知ったこと、食べたものがあった。結構心を揺さぶられたなあ。


 今、遠洋漁業では、外国人などを雇い船だけを漁場付近に移動させ、漁師たちは飛行機で行くという話はびっくりした。もちろん全部が全部ではないだろうが、調べたら確かにその例は載っていた。これはある面の合理化に違いない。第一次産業の仕事の持つイメージは明らかに変わりつつある。食卓の背景は深い。


 「サメの心臓」を初めて食べた。「モウカの星」と名付けられた食物は、酢味噌もあうが、にんにく醤油でも結構イケる。サメに限らず、心臓を食べて強くなった気でいるのは人間だけか。シャークミュージアムで「サメより怖いのはだれ?めくってみよう」コーナーがあり、めくると「鏡」があるのは、納得の正解だ。