すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

堂々巡りの六月回顧

2015年07月01日 | 雑記帳
 6月は…と思い起こしてみると、仕事上で何度か「どうしてこんな詰まっているんだ」という気持ちにとらわれた。こなしきれないわけではないが、あまりに余裕がなさすぎる。こんなことを続けていて学校が持つのだろうか。漠然とした不安も感じた。どこか一本外れれば崩れかかる危うさがある。気を抜けない。


 月行事を見直しながら、あれもあった、こんなこともしたと思うのだが、妙に薄っぺらいのは何故だ。マンネリということかもしれない。学校は、何年もの間ほとんどやるべきことが固定化されてしまい、その処理に追われているという感覚。もちろん必要であり成果と感じるからやるのだが、新味には欠けている。


 正確にいうと、新味を考える隙間がない、余裕がない。慣性によって維持していく姿勢も力を発揮するが、それだけではいけない。だから「空白」をつくろう!と唐突に頭に浮かぶ。古い話だが「ゆとりの時間」なんて、そういう意味もあったんじゃないか。時間を埋めてしまわなければ落ち着かない恐怖と闘おう。


 …まったく、還暦男の言う内容ではないな。そうそう今月の一大イベントだった。もうすでに10日経過したが、参集した同期たちは再び日常に帰り、慌ただしく過ごしているか。昔だったら「隠居」してもよいのに…。それを許さないのは世間なのか、自身の心のあり方か。リタイアよりリスタートに傾いていく?


 さて、読書記録は昨日できっかり10冊だった。計60冊なのでまったく平均ペース。脈絡のない本の選び方だ。思い出したように教育書に手を出している感じだが、それでも再読シリーズでピックアップした本はさすがに質がいい。学びも大きい。ということは今までいかに身につけられなかったか、を証明している。