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修学旅行独り言つ

2015年09月04日 | 雑記帳
 ここしばらく6年生の修学旅行に続けて行かせてもらっている。他学年の宿泊学習の野外活動では戦力外(笑)なので、修学旅行の方がいいだろうと判断しての引率だ。それでも中身によっては、ずいぶん歩く距離が長いので、ついていく時がしんどいこともある。今回は歩数計によると、初日は10キロ超であった。


 つくづく、のんべんだらり生活を反省!それはさておき、今回に限らずよく取り入れられるグループ別活動について少し考えてしまった。もちろん事前準備、下調べ等を行ってはいるはずだが、現場に行くとバス利用さえ心もとない現実だ。だからこそ体験させるのだ、という見方もできる。しかし一体何が得られるか。


 失敗からの学びは大きい。しかし、たかだか3~4時間の見学地一ヶ所(往復の交通機関利用の時間が大きい)では、何を失敗してもあまりぴんとこないかもしれない。また失敗させないように取り囲む我々の責任もある。失敗させられない限定のある時間的な設定も大きい。つまり、グループ活動の優先順位は低い。


 活動の意義は確かにあるのだ。しかし、ねらった観点を達成させるためには、例えば一ヶ所ではなく複数箇所の見学、日程は半日ではなく1日、さらにリサーチを徹底させ、箇所内部における活動計画作成まで行くべきではないか。とはいえ、大胆な計画変更や事前学習確保は難しいという現実。では発想を変えよう。


 そうだ、例えば「めあて達成型」はどうか。実際にやっている学校はあるかもしれない。「○○に行き、○○をしてくる」を基本フレーズに、例えば「動物園に行って、象の絵を描く」「科学館に行って、磁石の玩具を作る」「周遊バスに乗って、全バス停の写真を撮る」といった、最終的に表現系を志向させていくとか…。