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独り視聴者委員会~GW篇

2017年05月06日 | 雑記帳
 4/29再放送で観たドキュメント「捨てられたコメ~秋田・減反政策48年目の告発~」。番組としての完成度は今一つだが、テーマである稲作が背負ってきた重さが心に残った。間違いなく本県農業はこの政策に振りまわされてきた。展望に欠けた政治のつけか。某スーパーYとの商談シーンがリアルで、興味深かった。


 4/30最終回を迎えたドラマ『火花』。小説ほど話題にはされなかったが、結局10回見続けた。面白いかどうか一口には言いにくい。映像の冗長さをどう受け止めるか。嫌いではないけどその時の気分も影響する、なんて勝手な感想を抱く。ネット検索してみたら評価は真っ二つに割れていた。そのことに妙に納得した。


(そろそろスジノコも終わり。軽く味噌和えで)

 NHK『ツバキ文具店~鎌倉代書屋物語』が気に入っている。「小川糸」という原作者の名前に、本は読んでいないが見覚えがあった。数年前に『つるかめ助産院』というドラマがあった。代書屋、助産院…異なるテーマだが共通性を感じたのは人間の求める「救い」「温かさ」ということ。それが伝わってくる描き方だ。


 「奇想天外」とは古臭い言葉ではあるが、日テレの『フランケンシュタインの恋』には少し当てはまるかもしれない。設定や展開はずいぶん荒っぽいが、笑いありミステリっぽさありの内容だ。ラジオキャラクターを入れ込むユニークさ面白く、ハマる要素もある。「天草に訊け」というコーナー、実際にやってほしい。


 再び『ひよっこ』の話題。先週末の上野駅のシーンで「おっ、この娘」という一人が登場した。藤野涼子、かの映画『ソロモンの偽証』主演女優。なるほどと思うあの役柄、今後どう成長するか、楽しみである。さらに今週なんと秋田出身の役柄で出演の八木優希。知る人ぞ知る「雫ちゃん」…かなりマニアックなネタか。