「ミもフタもないなあ」と、ぺらぺらと冊子をめくって思った。
机の中を整理していたら、昔買ったビジネス雑誌の付録が出てきた。「大前研一の名言119」と題されたポケットブックスである。
キニナルキvolume50記念(笑)として
そのミもフタもない典型語録を、いくつか紹介しよう
010 日本には「大器晩成」という言葉があるが、実際にはそういう人はあまりいない。それは最初にサボっているだけだ。
まあ、言い訳するなということか。「あまりいない」と書いているから、実はそういう人もいるんだね。
しかし、その出現が期待できなくなった世の中になってきたことも確か。阻害しているのは…。
024「腐っても鯛」「寄らば大樹の陰」という諺が日本にはあるが、腐った鯛は単なる腐った魚である。倒れる大樹の陰にいたらつぶされてしまう。
ごもっとも、ごもっとも。
この場合は「鯛」も「大樹」も他者からの評価だろうが、腐ったり倒れたりするのであれば、もはや変質(変身)している。
(タラノメ、天ぷらに飽きたら「ハム巻き(マヨネーズを塗って焼く)」がいい)
111 親は子供に「お金」を使うのではなく、「時間」を使うべきである。
これは痛いところをつかれた感じだ。
「お金」を得るために「時間」を使っている大人が多い。
しかし子供に、その得た「お金」を使うのではなく、直接「時間」を使うことの方がずっと肝心だ。
昔の親は、お金も時間も使えなかったんだね。
115 人生はスキーと同じで、転びそうになったら転んでしまった方がいい。
無理に頑張ってしまうと大怪我になる場合が多い。
思いきり転んで雪を蹴散らして「ワハハ」と笑えたらいい。そこからまた滑れ!
なんだか、いいこと言っているなあ。
「ミもフタもない」は「実も蓋もない」ではなく「身も蓋もない」。
身とは器の蓋に対して物を入れる部分のこと。つまり容器の体をなさない。
しかし、大前のこれらの言葉に「実」はずいぶんあると思う。
机の中を整理していたら、昔買ったビジネス雑誌の付録が出てきた。「大前研一の名言119」と題されたポケットブックスである。
キニナルキvolume50記念(笑)として
そのミもフタもない典型語録を、いくつか紹介しよう
010 日本には「大器晩成」という言葉があるが、実際にはそういう人はあまりいない。それは最初にサボっているだけだ。
まあ、言い訳するなということか。「あまりいない」と書いているから、実はそういう人もいるんだね。
しかし、その出現が期待できなくなった世の中になってきたことも確か。阻害しているのは…。
024「腐っても鯛」「寄らば大樹の陰」という諺が日本にはあるが、腐った鯛は単なる腐った魚である。倒れる大樹の陰にいたらつぶされてしまう。
ごもっとも、ごもっとも。
この場合は「鯛」も「大樹」も他者からの評価だろうが、腐ったり倒れたりするのであれば、もはや変質(変身)している。
(タラノメ、天ぷらに飽きたら「ハム巻き(マヨネーズを塗って焼く)」がいい)
111 親は子供に「お金」を使うのではなく、「時間」を使うべきである。
これは痛いところをつかれた感じだ。
「お金」を得るために「時間」を使っている大人が多い。
しかし子供に、その得た「お金」を使うのではなく、直接「時間」を使うことの方がずっと肝心だ。
昔の親は、お金も時間も使えなかったんだね。
115 人生はスキーと同じで、転びそうになったら転んでしまった方がいい。
無理に頑張ってしまうと大怪我になる場合が多い。
思いきり転んで雪を蹴散らして「ワハハ」と笑えたらいい。そこからまた滑れ!
なんだか、いいこと言っているなあ。
「ミもフタもない」は「実も蓋もない」ではなく「身も蓋もない」。
身とは器の蓋に対して物を入れる部分のこと。つまり容器の体をなさない。
しかし、大前のこれらの言葉に「実」はずいぶんあると思う。