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冬至に杜氏か蕩児か

2017年12月22日 | 雑記帳

(UGO 冬晴れ近景 あれか? 2017.12.21②)

 若い方々と杯を交わした時(年配者っぽい言い方だ)「秋田の酒は美味いといつも誉められる」という話題が出た。嬉しい印象である。そんなこともあり最近かなり安価な純米酒を、普段飲み用にと買ってみた…が、正直美味くはなかった。酒造りのレベルは上がっている。しかしやはりメーカー、銘柄にまだ差がある。


 同期生たちとの忘年会。宴会定番A社のSビールを嫌って、別の銘柄を持ってこさせる私は「まだあ、何だっていいべ」と周囲から面倒な奴と思われる。「老い先短いこの人生、不味いと思うビールは飲まなくてもいい」と宣言すると、頷く者も居つつ、たいていは苦笑い。そう、本当はどんな銘柄も飲めれば一番いい。


 発泡酒、第三系の好みは、発売された頃から「麦とホップ」である。様々なラインナップ、限定も含めて全て飲んでいる。先々月だったが「ハーフ&ハーフ」ケース仕様が売られていたのには、少しびっくり。グラスはいらないので買わないが、自宅でやり始めてもう7年ぐらい経つなあ。これは安価でも十分に旨い。


 先日来客時にワイン好きな方がいて、冷蔵庫に寝かせていた95年産赤を取り出した。たしか十数年前に近所の酒屋から頂いたフランスワイン。当然冷えていたが、時間を置くとさすがに香り立つ。ワインの知識は全くない。ただ、長い眠りから目覚めたときに、作った者、味わう者の歴史が重なると想像すると嬉しい。