すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

名言ハンター①~暮らしを受けとめる

2017年12月15日 | 読書
 「ぼのぼの」の本はこの秋に初めて知り、少しはまってしまった。
 「名言」を集めた新書まで発刊されていて、「おおぅ、これは何だ。相田みつをよりいいぞ」と言ったとか言わないとか……

 

2017読了124
 『ぼのぼの名言集(上)』(いがらしみきお 竹書房新書)
2017読了125
 『ぼのぼの名言集(下)』(いがらしみきお 竹書房新書)


 特に気に入った句を抜き書きしてみる。何かのお役に立てれば。

 パート1~暮らしの受けとめ編~

不自然なことを
やるから親子に
なれるんだよ
(子持ちリス)


誰かといっしょにあるくのは
たいへんだね
ぶつからないように
はなれないように
(アライグマ)


何か探すんだったら
道をまちがえちゃあいけないよ
ひとつでもまちがえると
もう見つからないよ
でもまちがってもだいじょうぶ
別なものが見つかるから
(ぼのぼの)


こういう風にどんどん
増えるものって
あるだろ
そういうのは新しくなる
のと同じじゃない
かな
(ボージャンさん)


あたたかいものが
一番のごちそうだね。
毎日あたたかいものを食べられたら
とても幸せだろう
(ぼのぼの)


 人を支えていく物事はたくさんある。物理的に多くのことを頼る乳幼児や病人を除けば、結局のところ「他からの働きかけ」に対して、自分がどう感じ、どう動くかによって、安定の加減が決まってくる。受けとめる自分のフィルターやレンズを掃除し磨いておくと、ずいぶん違うような気がする。