すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

師走の諦観、期待、警戒など

2017年12月18日 | 雑記帳
 先週末は二日続けて宴会に参加。飲み過ぎることなく無事に帰宅できたので、自分を誉めている。もちろん酔いの及ぼす影響を怖れての消極性と言えばその通りだが、二日間とも(初日は主に若い方々、二日目は同期生ら)それなりに楽しかったので、そんなふうに続けていけばいい。無理して無理することもなし。



 「道の駅うご」が来客100万人を突破。50万人時はちょうど居合わせたが、今回はタイミングを失した。それにしても目出度い。我が家「菓子ラボ順」も数ミリは貢献できているか。実は今年も「運勢と甘味研究所」(笑)を開くべく、材料仕入れに出かけたら使用できるサイズの袋が見つからず、断念せざるを得ないのが残念。


 年末恒例の様々な番組が放送される季節だ。特にお笑いはM-1だけでなくいくつか見るが、やはり「勢い」を感じる芸がある。テンポが速くなっているのは全般だが、そこに変化や緩急を入れてこそ輝きが増す。何を「笑い」とするか、芸人はある面で提案している存在なのだと自覚してほしい。見続けていきたい。


 お笑い絡みで少し心に留まった記事が…。首相が芸能人と食事をすることは悪いとは言えないだろうが、どこか胡散臭く感じるのは自分だけだろうか。大物芸人と言える松本人志。その独特のセンスも最近翳りが出てきたと思う。ワイドショー的な番組をあまり観ることはないが、ずいぶんと発言もしているようだ。


 『芸能人寛容論』で武田砂鉄は、そんな松本の発言をこのように警戒している。「ニュースに対して見解を示すというよりも、そのニュースを受け止めた世間の反応や見解に対して異議を申し立て、結果として、問題の主体となる側の論旨を補強しているきらいがある」。お笑いが投げつける毒は、誰に向けられているか。