
(20180119 朝ぼらけ~七曲峠より)
Volume93
「『機械(ロボット、コンピューター、AI)が、できることは、どんどん機械にまかせたらいい。人間は、機械にできない創造的なことをやるべきだ』という考えには無理があると思うんです。そんなに見え見えのクリエイティブなことなんてない。」
今年の元旦の「今日のダーリン」(ほぼ日)にあった糸井重里のことば。
今の世の中、機械とのつきあい方について考えておかないと、どうしても流されていくような気がする。
先日書いたAIとの「代替可能確率」にもつながることだ。
しかし、あれは確率の問題であって、そんなもの個々の姿勢によってあっと言う間にひっくり返ってしまうものではないか。
クリエイティブな、直感的な、そうしたことであれば機械化できないってことは、もはやあり得ない。
そのことをまず自覚したうえで…
つきあい方の原則を決めるとすると、糸井の次の言に集約されるのではないかな。
「機械にできることのなかから、人間がやりたいこと、人間が好きなことを、返却してもらって、それをたのしくやっていく。(略)『それ、わたしがやりたい』ということは、機械にやらせておくのは、もったいない。」
こんな楽しいことを機械なんかに渡してたまるか、ということ。
それがいくつかあったら幸せなことだよね。