すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

いい季節、遠い記憶

2019年05月13日 | 雑記帳
 若葉萌ゆるいい季節になった。お天気も続き、絶好のドライブ日和であり、久しぶりに一泊で出かけてみた。行き来の高速道は藤の花が盛りになっていて目に楽しい。さらに、訪れた仙台は来週の青葉まつりを控え、今まさに「杜の都」の名がぴったりな時期。いくつか計画したお楽しみも、ほとんどが合格印だった。


 今回は昨年出来た寄席「花座」訪問が目的の一つ。わずか三十席程度のスペースであるが、定席として年間休まず開かれていると言う。三名の噺家で二時間弱、じっくり聴き入った。ただ、あまりに客が少人数だと聴く方もプレッシャーを受けると感じた。また、粗さが目についてしまうのも距離の近さによるものか。


 「たべびと」として食の話題はメモを欠かせない。昼食は有名ラーメン「伊〇商店」。手打ち縮れ麺がユニークで美味だった。夕食は市内に数店あるチェーン「飛〇」牡蠣小屋バージョン。年中地元産の生牡蠣を堪能できる。予約しないと入れないほどの盛況だ。生と焼きそして旬のホヤなど食べまくり大満足であった。


 北欧発の家具量販店いや巨大雑貨店IKE〇に入ったのは、目的の某サーカスイベントを観るための駐車場利用だったが、それにしても規模の大きさに少し驚いた。モノの豊富さ、安さがトータルにコーディネートされているとでも言おうか。国内の類似した店との違いは何か、もう少し廻ってみたい気にさせられた。



 キュ〇オス仙台公演。昨今のサーカスはこうかと感心しきり。華やかさ、演出は昔と比べ物にならない。改めて人間の身体能力の素晴らしさに舌を巻く。客席に下りてのパフォーマンスがあり、頬をつねられる一瞬があった。そう言えば遠い昔遠足引率で行ったサーカスで、林檎を舞台上へ投げた記憶がよみがえった。