すぷりんぐぶろぐ

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付加価値のお告げはこう出た

2020年02月16日 | 雑記帳
 週末にコンビニに行き、思わず「のど飴」に手が出た。大阪のオバちゃんではないけれど風邪予防にもいいらしいので、つい目が行く。ふだんなら、ビタミンCや柚子・ハチミツ系が多い。しかし今回は下記のような外見に惹かれて購入。買ってしまってから自分はこんなパターンに弱いと改めて感じ、一人苦笑する。



 付加価値かあ。といっても企業用語ではなく「商品やサービスで、他の同種のものにはない価値(明鏡国語辞典)」ということ。そもそも小さい頃からオマケが欲しくてキャラメルなどを買っていた世代だから、仕方ないのか。物を製造したり売ったりする仕事ではなくとも、この考え方は確実に拡がっているはずだ。


 つまり本来の業務や内容、機能に新たな何かを加えることによって、価値を高めたり、他との差別化を図ったりすること。商品開発等はその繰り返しで発達してきたことがわかる。画期的な発明や根本的な改革などによる大きな変化はあるにせよ、平常を動かし進めていくのはそうした付加価値の工夫なのではないか。


 ただそれに目を奪われ、本来の役割や目標が薄くなってしまう場合もある。のど飴を例にすれば「美味しい」「喉をすっきりさせる」ことは必須だ。クルマだったら「安全に移動する」「利用場面に適う」か。何か別の点を加えて、その根幹が揺らげば駄目だ。物品に限らず、人が行う仕事にも当てはまるかもしれない。


 同じことを丹念に繰り返す価値は認める。しかし同時にマンネリによる陥穽も常に意識しなくてはいけない。だからリフレッシュ、ブラッシュアップのために付加価値をバランスよく講じるのだ。では具体的に何を?さあ「お告げ」を知るために「ぷっちょ」を選ぶぞ!…出てきた小袋には「結果オーライ!」。ワハッ。