沼原湿原・茶臼岳の山行で、およそ80枚のシャッターを切った。
これもデジカメならでは出来る業でしょう。
しかし、使った画像は約20枚、残りはお蔵入(CD保管)り。
そこで、失敗学で検証してみた。
(211万画素CCD,10倍ズーム)
目的からみたカメラワーク
石にへばりつく植物、これに関心を示したハイカー
その様子を撮りたかった・・・・。
心配された天候も青空がラッキー・・・・。
青空、ダケカンバ、クマザサをセットに撮りたかった・・・・。
南月山ルート
天空・尾根道・ハイカーをセットで
「天と地の境を歩く登山客」で撮りたかった・・・・・。
地球のマグマを感じ、漂う硫黄の匂い
身体を近づけると衣服を通して熱気が伝わってくる。
硫黄が付いた岩石、噴出する孔、噴煙を撮りたかった・・・・・。
説明書きがないと全く理解できない。
⇒方向が茶臼岳の頂上
単なる平面を下る登山客になってしまった。
画素数が少ないので引き伸ばすと目が粗くなる。
今後この点を考えなくてはと思案中です。
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今日のメモ
最近やっと画素数とCCDにより、撮影した画質が
大きく異なることを知った。そんなことからカメラワーク、光度、背景、遠近を論ずるのは早いが、あまりにも無駄のシャッターが多いのに気付く。
現場で、きれいだから、珍しいから、これは残しておきたい・・というものを客観的に捉えて、目的にあった方法を実行しないと、いつまで経っても平々凡々ハイ写しましたに止まってしまう。
失敗した画像を自分なりに「失敗学のすすめ」として検討するのも
あながち無駄ではあるまい。
写真に説明書きは不要と言われる。