日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

石の顔

2022年06月02日 | 総  こだわりウオツチング

石のクラフト・川原の丸石の小細工
散歩の途中で・・・

 

 

軒下や小竹の根元に丸い小石の芸術が無造作に置かれていた。

玄関先に奥さんが居たので尋ねました。

「石の芸術」というほどの物でなく、主人が若いとき旅に出かけると、川原から小石を拾ってきて
ペンキで描きました。

最近は、ご覧のように放ったらかしで、雨ざらしで熱が冷めたようです・・・との、ことでした。

格言や、顔、動物・・・等が書かれていた。

 


  一生懸命描いたのであろう・・・・。


ペンギンが箱の砂場に入って何匹か見えます


      沢山の石への芸術が軒下に・・・・・。

 

庭に彩りを添える:舌が突き出たかわいい岩は、庭で彼を見ると笑う。

この創造的な岩の変な顔の庭はあなたの家と屋外の庭の装飾に多くの活力を与えます。

 

ある庭師の言葉から・・

『石には八つの顔がある』と教えられ、

石積みの顔、景石の顔、飛石の顔など、石には使う面で色々な表情を見せてくれます。

『一番いい顔を見ろ』

と教わり、そこにあった石の使い方をしていきます。

大きい石はそのまま据えるのではなく、一番いい表情を見ながら一番いい高さに据えていきます。

 

 

 

コメント欄は〆ています。



 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疎・混 「停車場」

2022年06月02日 | 文学  かめの会・季語のある風景


ローカル線無人駅(疎)・東京のど真ん中(混)
”停車場”という言葉が、適性を欠くか・・!?

 

 

・ 停車場に竹の器や花菖蒲 (縄)

  ・ 誰活けし無人の駅に花菖蒲 (縄)

(6月”かめの会”の「兼題は、花菖蒲」です。
そのむかし故郷の
無人駅に花が飾られていた、青竹の花瓶に花菖蒲が活けてあった。
そんなことを思い出して詠みました。
今の時代に、停車場という言葉が不釣り合いではないですか!・・?という意見があり
あえて掲載して見ました・・・か?)

 

・ 無人駅竹の器に花菖蒲 (縄)

◎ 推敲の結果
誰活けし無人の駅に花菖蒲 (繩)

この方が、過疎感を一層表し雰囲気が出るかな・・・
そして花を誰かが活けた・・・という事を鮮明にした。停車場を外した。

 

ユキサキナビ】秩父鉄道浦山口駅
この駅は、秩父線のローカル駅です。昔は無人駅で駅員さんが居なかった。
駅舎の中の待合室に、「青竹の花瓶に、花菖蒲が生けてあった」近所の人が・・・!?
昔は無人駅でしたが、現在はダムが築堤されて観光客の乗り降りが多くなりました。

 

停車場とは
  停車場は駅よりも意味が広く、操車場や信号場など行き違いや待ち合わせなどを含めて列車が発着するところはすべて停車場という

  明治時代に日本に鉄道が導入された際には、今の「駅」にあたるものも含め、列車が止まる場所はみな停車場と名づけられた。

  調べて見ましたら、やはり言葉そのものが古いようです。俳句に当てはめるとその人の価値観により違和感を感じることが有るのでしょう。

 

 

参  考


書架に文庫本が有りました。

お盆帰省客で大混雑 上野駅発の列車に行列[23023004765]の写真 ...
   上野駅構内の人混み風景  (PCから転写)

 

 

ふるさとは 有り難きかな 



 ふるさとの/訛(なまり)なつかし/停車場の/人ごみの中に/そを聴きにゆく




 明治時代の代表歌人 石川啄木の処女歌集『一握の砂』に収められた一首です。
直訳すれば,故郷の訛(方言)が懐かしくて,駅の人混みの中に方言を話す人がいるかと思って,
それ(方言)を聞きに行く。
当時,上京して東京に住んでいた啄木が故郷の岩手県渋民村を懐かしむ心情を,上野駅の
雑踏を背景に詠んだ歌だと言われています。

 

 

コメント欄はopenです。

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする