平川祐弘著「竹山道雄と昭和の時代」(藤原書店)に
「歴史の正邪を自分で確認するだけの労をとらず、もっぱら外国製の価値基準に求めるものがいる。」(p272)
という箇所がありました。
その数ページ前に、こんな箇所。
「『昭和の精神史』が出たころの私は真相が知りたくてたまらず『あの戦争は何だったのだろう』という気持がまことに強かった。・・・時間があったこともあり、竹山が読んだ関係者の回想録の類を片端から読んだ。・・・とくに感銘深かったのはグルー『滞日十年』で、これは石川欣一訳でなく原文で読み通した。」(p268)
原文では読めないけれど、訳文を、さっそく古本屋へと注文することに。
うん。私には、他はないけれども「時間があった」。
「歴史の正邪を自分で確認するだけの労をとらず、もっぱら外国製の価値基準に求めるものがいる。」(p272)
という箇所がありました。
その数ページ前に、こんな箇所。
「『昭和の精神史』が出たころの私は真相が知りたくてたまらず『あの戦争は何だったのだろう』という気持がまことに強かった。・・・時間があったこともあり、竹山が読んだ関係者の回想録の類を片端から読んだ。・・・とくに感銘深かったのはグルー『滞日十年』で、これは石川欣一訳でなく原文で読み通した。」(p268)
原文では読めないけれど、訳文を、さっそく古本屋へと注文することに。
うん。私には、他はないけれども「時間があった」。