山本夏彦の文庫本を数冊めくっていると、
『世は〆切』の印象が鮮やか。
ということで、たしかあったはずなのに、
見当たらない、単行本を古本で注文することに。
数冊をパラパラ読みしてると、
数日して、印象深い数行が
思い浮かぶことがあり。
それが、どの本のどの箇所に
あったのかと、もう一度、
パラパラ開き直すわけです。
その回数が多いのが、
私にとっての印象鮮やかな本。
ということになります。
それが山本夏彦著「世は〆切」。
この題になった『世は〆切』という
文を読んでみるけれど、意味が飲み込めない
ところがある。
そう思ってこの本のあとがきを読むと、
あとがきの最後にこうあったのでした。
そこも、昨夜読んで印象に残った。
魚屋の一日が書いてある。
「私はこれまで〆切をかたく守ってきた。
遅れると次の〆切が追いかけてきて、
〆切が重なって困るのは私自身だからである。
それは原稿のことだけではない。
冷蔵庫のなかった昔は、魚屋は今朝仕入れた
魚を売りつくして、夕方は店のたたきに音たてて
水を流して、ごしごし洗って無事一日を終った。
魚屋のあるじはあとは枕を高くして寝るばかり
である。まことに一日の苦労は一日で足れりである、
明日のことは思いわずらうなとは至言である。
よって今回は『世は〆切』と題して自ら戒めた。
平成七年冬 著者 」
うん。これを単行本で読んでみたいと
古本を注文。それを待つ楽しみ。
う~ん。単行本で読む贅沢(笑)。
ちなみに、文春文庫「世は〆切」の
解説は関川夏央。9頁。
『世は〆切』の印象が鮮やか。
ということで、たしかあったはずなのに、
見当たらない、単行本を古本で注文することに。
数冊をパラパラ読みしてると、
数日して、印象深い数行が
思い浮かぶことがあり。
それが、どの本のどの箇所に
あったのかと、もう一度、
パラパラ開き直すわけです。
その回数が多いのが、
私にとっての印象鮮やかな本。
ということになります。
それが山本夏彦著「世は〆切」。
この題になった『世は〆切』という
文を読んでみるけれど、意味が飲み込めない
ところがある。
そう思ってこの本のあとがきを読むと、
あとがきの最後にこうあったのでした。
そこも、昨夜読んで印象に残った。
魚屋の一日が書いてある。
「私はこれまで〆切をかたく守ってきた。
遅れると次の〆切が追いかけてきて、
〆切が重なって困るのは私自身だからである。
それは原稿のことだけではない。
冷蔵庫のなかった昔は、魚屋は今朝仕入れた
魚を売りつくして、夕方は店のたたきに音たてて
水を流して、ごしごし洗って無事一日を終った。
魚屋のあるじはあとは枕を高くして寝るばかり
である。まことに一日の苦労は一日で足れりである、
明日のことは思いわずらうなとは至言である。
よって今回は『世は〆切』と題して自ら戒めた。
平成七年冬 著者 」
うん。これを単行本で読んでみたいと
古本を注文。それを待つ楽しみ。
う~ん。単行本で読む贅沢(笑)。
ちなみに、文春文庫「世は〆切」の
解説は関川夏央。9頁。