毎日、富士山の写真を撮り、四六時中、富士山のことを考えてきた方の書。富士山は見て楽しむ「見力(みりょく)」ある山だとのこと。そこから、富士山にまつわるエピソード、特に富士山の「見力」に迫っている。
特に、「富士山は、どこまで見えるか」、丹念に科学的に調べ、現地まで赴き、写真を撮る、また撮った方の写真を掲載。東西南北、眼で確かめられる限界の土地を調べ尽くしている。八丈島から、伊勢志摩スカイラインから、和歌山県から、福島県から、飛行機の上から・・・。実に興味深い写真が解説と共に掲載されているのは、驚き。
また高速道路ではどうか、新幹線ではどうか、など実地踏査の話もおもしろい。唯一、山手線から見えていた(目白~高田馬場間)富士山も、もう眼にすることは出来ないなど、都市の景観の変貌も伝えている。ダイヤモンド冨士などシャッターチャンス・ポイントなど至れり尽くせり・・・。
学術的な話題も豊富で、まさに、一年中、毎日が「富士山の日」である、筆者の思いが伝わってくる。
ところで、東京・墨田に建設中にスカイツリー。今300㍍に迫ろうとしている。だんだん遠くから、東西南北あちこちで見ることが出来るようになってきた。完成後は600㍍以上になるこのタワー。さて、「どこまで見えるか」。
この間、高尾山に登った方、新宿の高層ビル群の向こうに見えるのではと双眼鏡を持ち、期待して行ったが、残念! 見えなかったとのこと。完成すれば見えるか。東はどこまで、北はどこまで・・・。
完成前にもちょっと暇な時に、あちこちに出かけてみようとするか。勿論、この著者のように、方向、視界、天気などさまざまデータを駆使しなければならないが。
「日本一」の富士山に比べて、ちょっと見劣りはするが、下町のシンボルタワーから東京、関東とどこまでその「見力」を発揮できるか、興味深いところです。
特に、「富士山は、どこまで見えるか」、丹念に科学的に調べ、現地まで赴き、写真を撮る、また撮った方の写真を掲載。東西南北、眼で確かめられる限界の土地を調べ尽くしている。八丈島から、伊勢志摩スカイラインから、和歌山県から、福島県から、飛行機の上から・・・。実に興味深い写真が解説と共に掲載されているのは、驚き。
また高速道路ではどうか、新幹線ではどうか、など実地踏査の話もおもしろい。唯一、山手線から見えていた(目白~高田馬場間)富士山も、もう眼にすることは出来ないなど、都市の景観の変貌も伝えている。ダイヤモンド冨士などシャッターチャンス・ポイントなど至れり尽くせり・・・。
学術的な話題も豊富で、まさに、一年中、毎日が「富士山の日」である、筆者の思いが伝わってくる。
ところで、東京・墨田に建設中にスカイツリー。今300㍍に迫ろうとしている。だんだん遠くから、東西南北あちこちで見ることが出来るようになってきた。完成後は600㍍以上になるこのタワー。さて、「どこまで見えるか」。
この間、高尾山に登った方、新宿の高層ビル群の向こうに見えるのではと双眼鏡を持ち、期待して行ったが、残念! 見えなかったとのこと。完成すれば見えるか。東はどこまで、北はどこまで・・・。
完成前にもちょっと暇な時に、あちこちに出かけてみようとするか。勿論、この著者のように、方向、視界、天気などさまざまデータを駆使しなければならないが。
「日本一」の富士山に比べて、ちょっと見劣りはするが、下町のシンボルタワーから東京、関東とどこまでその「見力」を発揮できるか、興味深いところです。