おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

都立高での最近のお話

2010-01-21 09:35:47 | つぶやき
 都立高に勤める知人から聞いたお話。この方、定年退職して再雇用で働いている。都立高校。教員個人にパソコンが配布された。TAIMS(タイムス・タイムズ?)というのが導入されて、これからはインターネットシステム(パソコン)を通して、あれこれやりとりをすることになるらしい。
 その方の話では、休暇届けなどいろいろな申請や報告も、これからは、そのパソコンを通して行うシステムになる。だから、必ず一日に一度、パソコンを開けてメール内容をチェックするようになる。そのために、今、全都の都立学校の職場に、順次パソコンが支給されている、と。
 知人の勤める学校でも、つい先日行われた。その前から、机の上をきれいにしておくように(教員はえてして机の上は乱雑)お達しがあり、その方も周りの人も、一応準備万端整えて、心待ちにして(?)待っていた。やってきました、富士通のパソコン(東京都御用達は、きまって富士通?)を持って、若い青年達が・・・。ランケーブルを繋いだり、電源を確認したり、てきぱきと作業をしていきます。
 その方、興味深く見守っていたら、自分の机には置いていかなナイ! 事務の方、「あ、先生にはありません。共有で4人の方に一つのパソコンですので」「えっ、そんな話聞いていないですよ」「あれ、言いませんでしたか」「えっ・・・」そのまま絶句したそうです。
 聞くと、知人の他に理科の実習助手の方もないそうで、共有のパソコンを使うようになっているらしい。事務室で同じような立場の方には一人一台。その差って何?
 さっそく、同僚達は操作を「楽し」そうに苦労しながらも動かし始めたそうです。メールをやってみる人、インターネットに接続して見る人・・・。
 授業の持ち時数は、他の教員と同じかそれ以上、生活指導や進路相談などもほとんど同じ。唯一異なるのは、勤務日数がわずか少ないだけと給料がひどく少ないだけ。やらされていることは、まったく変わらない。実習助手の方は、他の教員と勤務条件はまったく同じ。にもかかわらずこの差別は何に!
 わざわざ他の部屋にまで足を運んでいちいちパソコンを開く、他の方が使っている場合はちょっと待った!
 パソコンは、どうせレンタル。4台余分(?)に入れたからといって、莫大なお金がかかるとは思えない。ふだんは他の方と同じ扱いをしていて、どうしてこういうことだけは差別するのか。ホントウに憤っていました、その方は。職場に差別と分断を持ち込むな!と。
 これからは人事などすべてをパソコンによって管理していこう、というみえすえた魂胆がちらほら、そうして、同じ職場で机を並べて働く人を運営の埒外に位置づけていく、なんてちょっと姑息ではありませんか、教育庁様! 
コメント
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