「ことほぐ」を変換すると「言祝ぐ」。「寿ぐ」よりも実感に近い。元旦。近所の方、なじみの方に「おめでとうございます。今年もよろしく・・・」言葉を交わすことに大事な意味があるのだろう。
年賀状もまさに「言祝ぎ」の風習。木曜日から金曜日に、12月31日が1月1日へと日付が変わっただけなのに、この日だけは、生活風習ががらりと変わる。日本人だけの伝統行事ではないようだが、この日をことさら「言祝ぐ(寿ぐ)」のは、昔からの日本文化独特。仏教に由来するものなのだろうか。
「正月の一日は日の始め、月の始め、年の始め、春の始め。これをもてなす人は月の西より東をさして満つが如く、日の東より西へ渡りて明らかなるが如く、徳もまさり人にも愛せられ候なり。」とは日蓮聖人の言葉。
我ら庶民。元旦に「今年こそは」と一年の計を立てるも、持続せず、いつしか月曜から日曜、1月から12月と、日めくりの如くに、日常の生活に埋没する。
そうそう思いや願いが叶うものではなし、生老病死、四苦八苦という、まさに日常生活を送らざるを得ない。せめて元旦・三が日くらいは初志貫徹、祈願成就への心意気だけは持ち続けていきたい。できたら、その後も・・・。
正月一日をもてなす、祝う心だけは失いたくないものです。
写真は、元旦のスカイツリー。両毛号が通過中。工事も休みで、昨日12月31日とは何の変化もないのに、日本海側を中心に、雪による荒れ模様とはうって変わった、東京地方のすっかり澄んだ空にそびえている。
現在250㍍。今年の春には、東京タワーの高さを超えるそうだ。
年賀状もまさに「言祝ぎ」の風習。木曜日から金曜日に、12月31日が1月1日へと日付が変わっただけなのに、この日だけは、生活風習ががらりと変わる。日本人だけの伝統行事ではないようだが、この日をことさら「言祝ぐ(寿ぐ)」のは、昔からの日本文化独特。仏教に由来するものなのだろうか。
「正月の一日は日の始め、月の始め、年の始め、春の始め。これをもてなす人は月の西より東をさして満つが如く、日の東より西へ渡りて明らかなるが如く、徳もまさり人にも愛せられ候なり。」とは日蓮聖人の言葉。
我ら庶民。元旦に「今年こそは」と一年の計を立てるも、持続せず、いつしか月曜から日曜、1月から12月と、日めくりの如くに、日常の生活に埋没する。
そうそう思いや願いが叶うものではなし、生老病死、四苦八苦という、まさに日常生活を送らざるを得ない。せめて元旦・三が日くらいは初志貫徹、祈願成就への心意気だけは持ち続けていきたい。できたら、その後も・・・。
正月一日をもてなす、祝う心だけは失いたくないものです。
写真は、元旦のスカイツリー。両毛号が通過中。工事も休みで、昨日12月31日とは何の変化もないのに、日本海側を中心に、雪による荒れ模様とはうって変わった、東京地方のすっかり澄んだ空にそびえている。
現在250㍍。今年の春には、東京タワーの高さを超えるそうだ。