おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

水清ければ魚棲まず。

2012-08-27 22:17:19 | つぶやき
瀬戸内海、水清くなり魚住まず?悲鳴上げる漁師(読売新聞) - goo ニュース
 「水至清則無魚。人至察則無徒。」『文選』
 (水至って清ければ則ち魚無し。人至って察なれば則ち徒無し。)
◦察 … 物事がよく見える。
◦徒 … 仲間。
 記事の中で、「海水の透明度も大阪湾で3メートルから6メートルに広がった。」が「察」に当たる。後半の部分を「人もあまりにも清廉だと仲間がいなくなる」 という風に解釈する場合が多いですが、「察しがよすぎる」ということですね。「聡明すぎる」ということにもつながる。たしかにそういう人とはつきあいたくないですね。「先の見通しがきく」ということではなくて、先手、先手で先回りされたのでは。
 今の政治家風情、「清く」どころか清・濁(もちろん、こちらに比重がかかっている)併せのむスタイルが多すぎ。適度な「察」すらない。この方がよほど気になります。
 
コメント
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